抜け感とこなれ感の違いを解明!失敗しないおしゃれファッションコーデ

抜け感とこなれ感の違いを解明!失敗しないおしゃれファッションコーデ
ファッション雑誌などに度々登場する抜け感やこなれ感、違いがわからずスルーしている方もいるのでは?何となくイメージができても、違いを聞かれると困る方もいるかもしれませんね。垢抜けコーデに欠かせない抜け感やこなれ感は、意味がわかるとコーディネートのパターンが広がりおしゃれに磨きがかかるでしょう。

今回は抜け感やこなれ感の違い、コーデのポイントややり方などをご紹介します。あやふやなファッションフレーズを解明してスッキリさせましょう。




抜け感とこなれ感の違いはわかりにくいが共通点はある


ファッションに抜け感やこなれ感を取り入れると、さりげないおしゃれを楽しむことができます。ただ、抜け感やこなれ感はニュアンスが似ており、違いがわかりにくいですよね。

両者はさほど大きな違いがなく、キーワードは「頑張り過ぎないおしゃれなコーディネート」です。それぞれルールはありますが、「カッチリし過ぎず、ほど良く力を抜いたファッション」がポイントになります。




抜け感は上品に肌見せして着崩す


抜け感とはフレーズ通り脱力感のあるファッションのことで、肌見せコーデやリラックスした雰囲気が特徴です。オフィスカジュアルやカジュアルなど、様々な種類のコーディネートに取り入れることができます。抜け感を作るポイントをチェックして、肩の力を抜いたファッションを楽しみましょう。

抜け感コーデは3つの首を見せる

抜け感ファッションは3つの首を見せるのが鉄則と、聞いたことはありませんか?3つの首は「首、手首、足首」のことで、素肌を少し見せるだけで抜け感コーデが叶います。

ただ、3つの首は常時見せる必要はなく、気温や季節に合わせて調整しましょう。春は首と手首を出して、冬は足首を見せるなど上手に抜け感を取り入れます。

肌見せはバランスが大切で、例えば胸元が大きく開いているトップスを1枚で着るのはやめましょう。過剰な肌の露出は下品に見えるため、インナーを着て抜け感を調整します。

だらしなく見えないアイテム選び

抜け感ファッションはだらしなく見えてしまう場合もあるため、アイテム選びに注意しましょう。無難なアイテムはキレイ系とカジュアル系の組み合わせです。カジュアル要素が強いコーディネートでも、キレイめアイテムが調和してくれます。上品さがプラスされ、洗練された大人カジュアルも楽しめるでしょう。




抜け感ファッションの代表例

抜け感の意味やポイントがわかると、コーデのイメージが湧きやすいのでは?抜け感ファッションの代表例は初心者さんでも取り入れやすいです。ぜひ、コーディネートにプラスしてアップデートしましょう。

首が見えるアイテムを選び袖はまくる

トップスはVネック、Uネック、ボートネック、シャツなど、首が見えるアイテムがおすすめです。タートルネックは首周りに少しゆとりがあるといいでしょう。

袖はロールアップするか少しまくって手首を見せると、軽やかでおしゃれな印象になります。まくった袖口が落ちてくる場合はヘアゴムなどで留めて固定しましょう。やり方は、袖口をまくってからヘアゴムなどを腕に通し、袖をたるませてゴムを隠します。

袖をヘアゴムなどで留める方法はモデルさんも使っている裏技で、好みの位置で固定することもできるためおすすめです。

小物で抜け感を作る

抜け感コーデにバッグを利用するのもいいでしょう。例えばモノトーンコーデに赤や青などの派手カラー、柄バッグなどを選んだり、オフィスカジュアルコーデはカゴバッグやファーバッグで抜け感を出します。

また、パンプスをスニーカーに、ロングブーツをショートブーツにするなど肌見して、抜け感を作ってもいいでしょう。




こなれ感は気張らずナチュラルに着こなす

こなれ感は、「こなれている」という言葉から作られたファッション造語です。さりげないおしゃれを自分のモノにしている、様になっているなどの意味があります。気張らずサラリとおしゃれを取り入れたコーディネートが特徴で、洋服に着られている感じがなく馴染んでいると言えるでしょう。

アイテムの組み合わせやテクニック次第では、抜け感よりもバリエーションが多くなります。こなれ感を取り入れたコーデは、おしゃれに敏感なファッショニスタを参考にするといいかもしれませんね。自分流にアレンジしたファッション、素材や質感を生かしたファッションなど、マネできるポイントは取り入れてみましょう。

こなれ感コーデもバランスが重要

こなれ感も抜け感と同じくコーディネートが難しい場合は、キレイ系とカジュアル系をミックスさせると無難です。レースやフリルなど女性らしいアイテムに、あえてパンツを合わせるなどしてこなれ感を作ります。

バランスが重要で、一歩間違えるダサいコーデになるため注意しましょう。抜け感ファッションと違い様々なバリエーションがあるため、コーディネートの幅は広がります。一方でこなれ感を意識し過ぎると気張っている感が出たり、全体的に締まりのない印象になりがちです。




こなれ感ファッションの代表例


こなれ感コーデはいくつものパターンがありますが、初心者さんでもチャレンジしやすい方法をご紹介します。トレンド感がありおしゃれに見えるため、ぜひ参考にしてくださいね。

トップスの前だけをタックインする

トップスの前裾だけをウエストにIN(タックイン)し、少したるませて形を整えましょう。こなれ感がありつつウエストマークもできるため、お腹周りがスッキリ見えてスタイリッシュな印象になります。




まとめ

抜け感やこなれ感の作り方に違いはあるものの、意味合いに大きな差はありません。自然なおしゃれながカギで、コツやルールがわかるとコーディネートがレベルアップします。ぜひ、抜け感やこなれ感のあるファッションを楽しみましょう。