「肌老け」の原因は年齢のせい?肌質が衰える3つの理由と対策法

「ふと鏡を見た時にシミやシワが増えた気がする」
「実際の年齢より肌が老けて見える」
お風呂上りやスキンケアの時、そんな経験はないでしょうか?
お肌が老けて見えてしまう理由は、年齢のせいだけではありません。

今回はお肌が老けてしまういくつかの原因を解説していき、それぞれの対策をご紹介していきます。

 

お肌が老けてしまう3つの原因とは?

 

加齢による肌質の変化

20代半ばから30代半ばにかけて、女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌量はピークを迎えます。
この時期を過ぎると女性ホルモンの量は少しずつ低下していきます。
人によって個人差はありますが、30代前後になると少しずつフェイスラインが崩れてきたり、肌のターンオーバーが乱れてシミや小ジワが目立つようになる場合があるのです。

 

生活習慣による肌老け

肌質の変化には、食生活や睡眠、運動といった生活習慣が大きく関係しています。
朝食を抜いたり、無理なダイエットを続けていると、栄養バランスが損なわれて、肌質が急に衰えてしまう場合があるのです。
十分な睡眠がとれていないと、目の下にクマが目立つようになったりして、年齢よりも老けて見えることもあるでしょう。

 

敏感肌や乾燥肌など肌質によるもの

元々肌質がデリケートな方は、季節の変わり目や体調に合わせて肌の老けを感じる場合があるかもしれません。
肌の水分量が減っていると、細かいシワができやすくなる場合があります。

 

3つのタイプ別 肌老け対策

 

年齢に合わせた化粧品・食品・サプリを活用

肌質に変化を感じたら、年齢に合わせた基礎化粧品を使ってみましょう。
肌の角質細胞の材料になっている「セラミド」が含まれた化粧水・クリームを使うことで、正しいターンオーバーを取り戻す手助けになります。
またホルモンバランス自体を整えて、肌質の改善を目指す方法もおすすめ。
エストロゲンの分泌を助ける食品やサプリを上手に活用することで、肌老けを内側から良くしていくことができます。

 

食事や睡眠で生活習慣を改善する

栄養バランスの整った食事は、みずみずしい肌質を保つために欠かせません。
肌の正常なターンオーバーを維持するには、コラーゲンの元となるたんぱく質を十分に取る必要があります。
コラーゲン生成を助けるビタミンCや、血行促進や抗酸化作用が期待されているビタミンEをよく取り入れて、若々しい肌細胞を取り戻しましょう。

 

体質に合わせた肌ケア

デリケートな肌質の方は、体質に合わせた肌ケアを続けてみましょう。
先ほどご紹介した通り、セラミド保湿は肌のターンオーバーを助ける方法として知られ、アトピー症対策としても使われています。
また肌のうるおいを保つにはある程度の皮脂が必要。適度な運動を続けて、内側から肌質を改善していってください。

 

実年齢より肌が老けて見えてしまう場合、正しいケアを行うことで肌のターンオーバーを改善することができます。
まずは生活習慣や日々の肌ケアを見直してみて、原因に合わせた対策を行いましょう。