話している時、少し下を向いた時に二重あごが気になることはありませんか? ふと撮った写真が二重あごになっているとショックを受けてしまいますよね。二重あごは太っているからなるものではなく、実は、痩せていてもフェイスラインのたるみが原因で引き起こります。顔全体が大きく見えたり老けて見えたりすることもあるので、早めに解消したいですよね! というわけで今回は、二重あごの原因と対策をご紹介します。
目次
まずは「二重あご」になる原因をチェック!
スッキリしたフェイスラインに憧れるものですが、ふとした時に二重あごになっているとショックですよね。二重あごは、老怪物や水分などが首元に溜まって、脂肪になることが原因のひとつとされています。太っていることや加齢と関係しているケースもありますが、実はそれだけではなく、毎日の生活習慣や姿勢のクセなどが二重あごの原因になっていることもあるのです! 二重あごの原因をチェックして、当てはまるものがあるかどうか見ていきましょう。
・肥満
老廃物や水分が溜まってしまうと、全体的に脂肪が蓄積されることでも二重あごは起こります。生活習慣の乱れや運動不足で太ってしまい、顔の周りまで脂肪がついてしまった場合、解消するにはダイエットが必要です。特に皮下脂肪に蓄積すると、むくみやセルライトが発生しやすくなります。頑固な脂肪に変化すると、二重あごは簡単に解消しづらいものになってしまうケースもあります。
年齢を重ねると皮下組織を支える筋力やお肌のハリを保つ組織が衰えて、顔の下半分に脂肪がつきやすくなるメカニズムがあります。顔のたるみが二重あごを強調することもあるので、日頃から生活習慣を見直して、肥満気味にならないように意識したいですね!
・姿勢が悪い
姿勢が悪いと血流が乱れて、老廃物がたまりやすくなります。デスクワークの際など、背中を丸めて前かがみになる「猫背」の姿勢は、顔も下向きになるので、あごや頬まわりに老廃物や水分を溜め込みやすくなるので要注意! できるだけ背筋を伸ばして、デスクワークの際もパソコンの高さを目線に合わせるなど、下を向いたままにならないように工夫してみましょう。
・巻き肩
肩が丸くなって内側に入った姿勢を「巻き肩」と呼びます。猫背やデスクワークの人に多いと言われ定jますが、巻き肩の癖がついてしまうと、首太り、バストの下垂、首や肩のコリなどと連動して、二重あごが起こりやすくなります。
巻き肩が癖になって姿勢が固まってしまわないように、定期的に肩を回したり、肩甲骨を動かしたりして二重あごの予防をしておきましょう!
・体の歪み
頬杖をつく、足を組む、どちらか一方の足に重心をかけて立つ、カバンを同じ方の手で毎日持つなど「体の歪み」を招く習慣を続けている人は、二重あごも起こりやすいです。左右の筋肉に歪みがあり、使わない筋肉が生まれてしまうと体のバランスが崩れて正しい姿勢を保つことも難しくなります。そこから血行不良や脂肪の蓄積に繋がってしまうこともあります。体の歪みをできるだけ引き起こさないように、重心を体の中心にして立つ、足を組まない、頬杖をつかない、毎日同じ方の手で荷物を持たないなどの習慣も意識してみましょう。
・食事の時に噛む回数が少ない
食事の際にあまり噛まないで食べる習慣も、二重あごになる原因と言われています。あご周りの筋力が衰えて、顔のたるみを引き起こすこともあります。柔らかいものを食べていると、自然とあまり噛まないで呑み込んでしまうもの。噛みごたえがあるものを選んで食べたり、意識して噛む回数を増やしたりして、あご周りの筋肉を鍛えましょう。1口50回程度噛むと良いと言われていますが、時間がない現代人の私たちはせめて20〜30回は噛むようにしたいですよね!
・老化による筋力の低下
二重あごの原因として「老化」も挙げられています。老化により表情筋や首回りの筋力が低下すると、表情筋が衰えて脂肪を支えられずに顔の下の方に落ちていってしまいます。また首回りも顔と同様にお肌のハリや柔軟性を失うと、それを支える筋力が衰えて、二重あごに繋がりやすくなるのです。
今すぐできる! 二重あごを解消するポイントは?
二重あごはできるだけ早く解消することが大切です! 解消のポイントもチェックして、今日から実践してくださいね。
・姿勢を整える
最も簡単にできる解消法は「姿勢を整えること」です。血行を良くして老廃物を流すために、猫背に注意して、背筋を伸ばして姿勢を整える意識をしましょう。デスクワークがメインの方、運動が苦手な方は、座る姿勢を見直すことも大切です! 猫背、巻き肩にならないように頭を後ろに引いて姿勢を伸ばしましょう。
・表情を豊かにする
顔の筋肉を鍛えるためには、二重あごを防ぐ以外にも気分を明るくしたり、血行不良やたるみ予防になったり、メリットがたくさんあります。まずはたくさん笑って、表情を豊かにしてみましょう! よく笑うことで二重あごだけではなく、顔全体の筋肉を使って老け顔の防止にも役立ちます。
・二重あごの原因をできるだけ排除する
この他、上記でご紹介した二重あごの原因になる習慣や癖をできるだけ排除していくことが、二重あご改善のポイントになります。日常の生活で気をつけられることから意識して、習慣を見直してくださいね!
まとめ
二重あごは放っておくと、改善が難しくなってしまうこともあります。できることから始めて、理想のフェイスラインを手に入れてみてはいかがでしょうか?