抗酸化力とポリフェノール高いと注目されるブラックソルガムの真相!

近年糖質ダイエットや健康、ダイエットが注目されている中で、もちろん食の改善についても注目されている中で、炭水化物を取らない代わりにソルガム(通称:きび)を代用したり、ビーガンフードも近年では注目されており、そのレシピでもソルガムが多く紹介されています。
なぜここまでソルガムを使用するのか、ソルガムについて調べて見ました。
ソルガムとは?
「ソルガム」とは日本では「キビ」と言われている穀物です。
このソルガムは南アフリカ原産で高温や乾燥に強く、雨量が少なく、作物を育てるには過酷な土地でも栽培できることから、貴重な穀物として重宝されてきました。
さらに歴史も深いもので紀元前3000年ぐらい前から栽培化され始め、インド、中国を経てアジア各地、米国中南部など広範囲に広がりました。
その後「ソルガム(キビ)」は栽培する国々に適応した品種になり誕生し、いまではその品種は2,000以上と言われており、「種の大きさ、色、胚乳の形、味、香り」など多様です。
その「ソルガム(キビ)」は各国、食文化に根付き様々な食べ方をされています。

ソルガム特徴は?

・食物繊維が豊富
・抗酸化作用が多い
・ミネラルが豊富
・ソルガムはグルテンを含まない。

ソルガム優秀食品?

上記でも説明した通りソルガムはグルテンを含まないので、「セリアック病」「小麦アレルギー」「グルテン不耐症」の方やベジタリアンの方、糖質制限している方、ダイエット中の方にも安全に食す事ができます。

ソルガムの種類?

先ほどもお伝えしたように、世界に2,000以上の品種がある「ソルガムきび」。
その種類によっては、食すことだけでなく、「シロップ」「ほうき」「飼料」「バイオエタノール燃料などの原料」としても使用されています。
食用として使用する「ソルガム(キビ)」は、「グレイン・ソルガム」といわれる種類で、穂に実る種子の部分です。食用の「グレイン・ソルガム」には、穂の量が多いのが特徴です。

「グレイン・ソルガム」のさらなる種類

「グレイン・ソルガム」は種子の部分が「白色」「有色」の二つに分かれます。
「白色」は誰もが知っている「ソルガム(キビ)」になります。
「有色」はさらに4つの種類に分かれており、「ブラックソルガム」「レッドソルガム」「イエローソルガム」になります。
この色が異なるのは「ソルガム(きび)」の栄養素の一つタンニンによるものになります。
アメリカでは連邦穀物検査局により穀物規格を設け、担任の含有量と色によって分類しています。

「ソルガム」

色のついていないホワイトソルガムの割合が98%以下で、タンニンソルガムの割合が3%以下でタンニンの含有量が3%以下と低い。

「ホワイトソルガム」

色のついたものがなく多種のソルガム含有量が2%以下でタンニン含有量が少ない。

・「タンニンソルガム」
色のついたものが多く、無タンニンのソルガムが10%以下、タンニン含有量が多い。

「ミックスソルガム」

どの規格にも適合しない。

上記のことからも今アメリカではこのタンニンソルガムのブラックソルガムが最も注目され支持されています。

ブラックソルガムの特徴

・抗酸化物質の含有量が多い
・消化を遅らせる為、低血糖インデックス
・ブラックソルガムはアントシアニン及び、タンニンの含有量が多い。
・安定したpH度
・高レベルのフラボノン・フラボンを含むソルガムもある。
・食物繊維、フェノールの含有量が多い。

ブラックソルガムの特徴

・ブラックソルガムはアントシアニン及び、タンニン(ポリフェノール)の含有量が多いので抗酸化力がある。
・安定したアントシアニンのpH度
・高レベルのフラボノン・フラボンを含むソルガムもある。
・食物繊維、フェノールの含有量が多い。

ブラックソルガムのブランはブルーベリーに匹敵する抗酸活性を持ちます。
アメリカでは今ソルガムの研究がもっとも盛んに行われているのがわかりますよね。
調理法も様々で「エリカ・アンギャルさん」が紹介するハッピーソルガムライフ(Happy Sorghum Life)は今や日本でも人気!
簡単に作れる「パンケーキ」や「スコーン」に続き、美容や健康にもおすすめのレシピも紹介されています。
すごく注目されている『ブラックソルガム』を1日でも早く食生活に取り入れて見たいものですね!