タイプ別のキレイを目指して! 二重・奥二重・一重「アイシャドウ 」の塗り方まとめ

目元の印象を大きく左右するアイメイク。なかでも目元を明るく、華やかに見せる「アイシャドウ」はとても重要ですよね! とはいえ、二重・奥二重・一重のタイプ別の塗り方がよくわからずに「なんとなく」でアイシャドウを塗っている方も少なくないのでは? 今回は、誰でも簡単にできるキレイになれる「目のタイプ別・アイシャドウの塗り方」をまとめてご紹介します! あなたの目のタイプに合うキレイをアップデートしましょう。




目次

まずはアイシャドウを塗る位置をチェック!

アイシャドウを塗る位置、なんとなく自己流で目元に塗ってしまうという声もあります! メイクを始める前に、塗る位置の確認からスタートしましょう。

・アイホール
目を閉じると、まぶた部分に眼球のふくらみがありますよね。指でそっと触ると、その外側に頭蓋骨のくぼみがあるのが確認できます! くぼみからまぶたの膨らんでいる半円形状の部分が「アイホール」と呼ばれていて、アイシャドウを塗る部分です。

・目頭、目尻、涙袋
「目頭」は眼の鼻側の端っこ。「目尻」は眼の耳側の端っこ。目の下のふくらみが「涙袋」です。アイシャドウは、上まぶたのアイホール→下まぶた(涙袋)→目頭・目尻という感じで目の周りに乗せて塗ることで、立体感のある美しい目元を作ることができます!

では早速、二重・奥二重・一重「タイプ別のアイシャドウの塗り方」を見ていきましょう。




「二重」のアイシャドウの塗り方は?

二重の方は「キワの部分」を強調すると、目元がキリッと引き締まり、目がパッチリとして大きな目を強調することができます。キワ部分とはアイライナーを引く「まつげの生え際」です。キワが濃くなるようにアイシャドウをグラデーションに塗り、下まぶたのキワにもアイシャドウを塗ると縦幅が際立って、洗練された印象に仕上げましょう!

二重美人メイクのプロセス

 

①淡色アイシャドウで「くすみ」をカバー
ベースメイクとして、ベージュや薄いブラウンなど「淡色アイシャドウ」を使って目元のくすみ・色ムラをカバーします。目を閉じて、アイホール全体にアイシャドウ を伸ばして全体を明るい印象に。使う量の目安は、アイシャドウを中指の腹で3〜4回円を描くくらいで十分です。ベースに濃い色のアイシャドウをベースに使うと、派手な印象になるので、淡い色を選んでください!

②ベースより「少し濃い色」でグラデーションに
ベースの淡いアイシャドウよりも「少し濃い色」を「二重幅よりやや上にはみ出すところ」までオン。グラデーションで陰影を作ることで、美しい目元が際立ちます! 二重幅より大幅にはみ出ないように、二重幅の上2~3mmくらいを目安にしましょう。

③下まぶたにも色を乗せて目の縦幅を強調!
下まぶた(涙袋)にも目頭から目尻までアイシャドウを乗せます。こうすることで縦幅が強調されてパッチリした印象に仕上がります。下まぶたに乗せる色は白っぽいアイシャドウを使うと目元がぼやけて、不自然な涙袋メイクに仕上がるので「淡いブラウン・淡いピンク」などがオススメです。

③濃い色を目のキワに乗せて引き締める!
①②で使ったアイシャドウよりも濃い色を細いチップにとって、まつげの生え際部分の目頭から目尻にかけてトントンと点を描くように色を乗せます。アイラインより自然な陰影ができて、ナチュラルメイクなのにパッチリした目元の完成です! ①②で淡いベージュ・ブラウン系を使用した場合、③はダークブラウンなど濃い色がオススメです。




「奥二重」のアイシャドウの塗り方は?

まぶたがかぶさっている奥二重さんは「目頭にほとんどアイシャドウを塗らない派」も多いですが、あえて目頭にもアイシャドウを塗ることで、目力のあるパッチリとした美人アイを作ることができます!

奥二重美人メイクのプロセス

①まずは淡色アイシャドウをオン!
くすみ・色ムラを払うために「淡色アイシャドウ」を眉下の骨まで広めに乗せていきます。そのまま、アイホール全体に重ね塗りして濃淡のグラデーションを作りましょう! 使う量の目安は、アイシャドウを中指の腹で3〜4回円を描くくらいで十分です。

②二重幅にやや濃い色のアイシャドウを重ね塗り
目のキワから二重の線を超える部分まで①よりやや濃い色のアイシャドウを重ねて塗っていきます。目を開けた時に、目頭と目尻から色がはみ出るくらいの幅を意識してください! 目頭もしっかりと色を入れることで、二重ラインが際立って目を大きく見せる効果がアップします。

③下まぶたにも塗って縦幅を強調!
下まぶた(涙袋)の目尻から黒目下にも②のアイシャドウと同じカラーを塗ります。上まぶたと同じ発色になるまで重ねると、縦幅が強調されてパッチリと目力のある美人アイに!

④上まぶたのキワに濃いブラウンでラインを!
細いチップに②ダークブラウン系のアイシャドウを乗せて、目尻のキワ1/3にラインを入れます。そのまま二重上に折り返して、目尻をくの字に塗ると目を開けた時に目尻に影が落ちて、より目元がパッチリ大きく見えます。




「一重」のアイシャドウの塗り方は?

目を開けた状態でアイシャドウの色が見えるように盛ることが、一重メイクのポイントです! 陰影ができてパッチリとした目元に仕上がります! シャープな目元でキツイ印象に見られることもある一重さんは、優しい印象に見えるピンク系ブラウン・赤みのあるブラウンがオススメです。

一重美人メイクのプロセス

①リキッドアイシャドウで立体感を!
目のキワ中央から眉下の骨のあたりまで、リキッドアイシャドウを全体に広げます。一重の場合は、重さが出やすいので粉のアイシャドウよりもリキッドがオススメです! ベースカラーなので、色は肌馴染みの良いベージュ・ピンク・ブラウンなど淡い色を選びましょう!

②濃いアイシャドウを点置きしておく
まっすぐ見た状態で色がちゃんと見えるまぶたギリギリの部分に、目頭、中央、目尻にチップにとった濃いアイシャドウをトントンと3カ所乗せます。色は①のバースカラーより、濃いものを。点置きしておけば、目を閉じた時もアイシャドウを伸ばす位置がわかりやすいのでオススメです!

③上まぶたに色を乗せて華やかに
太めのチップに②と同じアイシャドウをとり、点置きしたアイシャドウより下(目のキワ側)へと色をぼかしていきます。目頭→中央、目尻→中央とチップを動かすとキレイに塗れます。目尻側は骨のくぼみまで色を伸ばすと陰影が出て、キレイなグラデーションに仕上がります! 目を開けた状態で、アイシャドウの色が見えていればOKです。

④下まぶたにもアイシャドウを乗せてデカ目に!
下まぶた(涙袋)にもアイシャドウを伸ばしたら、目尻から黒目の下まで濃いブラウン系のアイシャドウを細いチップに乗せて、ラインを作ります。さらに目力がアップして、華やかな一重美人アイの完成です!




まとめ

二重・奥二重・一重、タイプ別のアイシャドウの塗り方を意識すれば、もっと目元が美しくなります! 今まで「なんとなく自己流」で塗っていた方は、この機会に自分に合うアイシャドウメイクを試してみてくださいね!