セルフケアの注意点は?ムダ毛処理をカミソリで行う正しい方法

最近は脱毛サロンや医療脱毛が主流になっていますが、自宅で手軽にできるカミソリを使ったムダ毛処理を行うこともあるのではないでしょうか。カミソリを使った処理方法はやり方を間違えると肌を傷つける可能性があります。今回はカミソリを使うムダ毛処理の正しい方法と注意点をご紹介します! 

カミソリでムダ毛処理を行う際の注意点とポイント

ムダ毛が気になる人の多くはカミソリでのムダ毛処理を試したことがあるはずです。正しい方法で行えば肌のトラブルを最小限に抑えることができるので、問題ありません。ですが、カミソリは肌に直接刃を当てて毛を剃るので、正しく使用しないと肌表面の角質まで落としてしまう可能性があります。肌をできるだけ傷つけないために、まずはムダ毛処理をカミソリで行う際の注意点とポイントをチェックしていきましょう!

1:肌を温めて毛が柔らかくなった状態で行う

ムダ毛を剃る際には、肌を温めて毛を柔らかくしてから剃るのがオススメです。お風呂上がりなど肌と毛が柔らかくなった状態で剃ると、肌への負担を軽減することができます。お風呂前などは蒸しタオルで温めて行うのもいいでしょう。

2:シェービング剤を使う

シェービング用のクリームやジェルには、ムダ毛を柔らかくして肌への摩擦を軽減する効果があるとされています。何もつけない状態でカミソリを肌に当てると、滑りが悪くて皮膚を傷つけてしまうので注意してください!
シェービング剤をしっかり塗って、スムーズにムダ毛を剃ることができると肌へのダメージが抑えられるだけではなく、肌の黒ずみ防止にも役立ちます。

3:毛の流れに沿って優しく剃る

カミソリでムダ毛を剃る時には、毛の流れに沿って優しくカミソリを滑られていきます。力を入れすぎると肌を傷つける恐れがあるので、加える力は最小限にしておくと安心です。毛の流れの逆剃りは肌への負担が大きいので十分に注意しましょう!

4:カミソリは切れ味が良く清潔なものを

カミソリを使用した後は、刃に残っている毛や角質を十分に洗い流しましょう。そのまま放置しておくと雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖したカミソリを使うと、菌が小さな傷や毛穴から入り込んで炎症を起こす可能性があります。お風呂など湿気の多い場所に置いておくと、サビの原因にもなるので、水気をしっかり取り、乾かしてから風通しのよう場所で保管して清潔にしておきましょう!

また切れ味の悪いカミソリは使用しないように! 力を入れすぎてしまったり、何度も同じ場所を剃ったりすることで肌に負担がかかってしまいます。切れ味が悪くなったら、こまめに取り替えるようにしましょう。

5:アフターケアは万全に!

カミソリを使用した後の肌は、刺激により乾燥しやすい状態で、バリア機能が低下しています。そのため、化粧水でしっかり水分補給をして、その後に乳液やクリームなど保湿剤で潤いを閉じ込めましょう!

カミソリを使用した後だけではなく、日頃から保湿を心がけておくと肌ダメージを最小限に抑えることにつながります。

6:肌が敏感な時期は剃らない

生理の前後、体調が優れない時、日焼けの直後など肌が敏感になっている時期のムダ毛処理はお休みしましょう。抵抗力が落ちて肌が敏感になっている可能性があるので、肌荒れなどのトラブルにつながる恐れがあります!

部位別!カミソリを使う際の正しい方法は?

カミソリでムダ毛処理を行う際の注意点とポイントが分かったところで、部位別のカミソリの使い方もチェックしていきましょう。

・顔

顔は皮膚が柔らかくて敏感な部分です。剃る前に必ず肌と毛を温めて柔らかくしておきましょう。顔の上から下へパーツごとに順番に沿っていきます。カミソリを優しく滑らせて肌の負担をかけないようにしましょう! 

・ワキ

ムダ毛が気になる部分といえばワキですが、ワキはくぼみがあるので剃り残しが気になる部分でもあります! 脇が平らになるように腕を頭の上までしっかり上げた状態で、カミソリを毛の流れに沿って細かく動かしていきます。

・腕や脚

腕や脚など広い部分を剃るときは、上から下へ毛の流れに沿って剃っていきましょう。ひじやひざ周りは、腕や足を曲げてシワを極力無くして、カミソリの角度を細かく変えて剃ると剃り残しの心配がありません。

ムダ毛処理にオススメのカミソリは?

ムダ毛処理のカミソリは、刃が複数あるものがオススメされています。1枚刃のものは、毛が引っ張られやすく肌にダメージがある上、剃り残しも発生しがちです。複数の刃があるカミソリは1枚の刃にかかる圧力が分散されるので、比較的、肌を傷つけないというメリットがあります。

カミソリには顔用、体用、デリケートゾーン用など種類があるので、部位に合わせて選ぶことも大切です。

まとめ

カミソリでムダ毛を自己処理するときは、間違った方法で行うと肌にダメージを与えるので十分に注意が必要です。肌を温める、シェービング剤を使う、毛の流れに沿って剃る、アフターケアをするなどポイントをしっかり抑えて、肌トラブルを防ぎましょう!