メイクノリが悪い方必見！肌のごわつきを改善する美肌ケア

ファンデーションのノリが悪くなった、化粧水が浸透しにくい。そんなお悩みの原因は「肌のごわつき」だと言われています。肌がごわつくと、手で触れた時に肌表面が硬い、滑らか差がないなどのサインが現れます。そのままにしておくとニキビやシミなどの肌トラブルを引き起こす可能性があるので、早めの対策で改善していきましょう！　今回は、肌のごわつきを改善するケア方法をご紹介します。

どんな状態？肌の「ごわつき」とは？
知っておきたい肌の「ごわつき」の原因は？
理想の肌質へ！肌のごわつきを改善するケア方法
まとめ

どんな状態？肌の「ごわつき」とは？

肌のごわつきとはどのような状態のことを言うのでしょうか？　手で触れた時に、肌の表面が硬く、滑らかなではない肌のことを指します。肌の角質が蓄積されて、厚みが増すことで「角質肥厚（かくしつひこう）」を起こしているのです。

「メイクのノリが悪い」「毛穴が目立つようになった」「肌が乾燥する」「肌がくすんで見える」「スキンケアが浸透しにくい」などの症状が気になる方は、肌のごわつきが原因かもしれません。

肌のごわつきをそのまま放っておくと、ニキビやシミなどのあらゆる肌トラブルの原因につながる恐れがあります。毎日のケアで改善できるので、ごわつきを感じたら早めにケアすることが大切です！

知っておきたい肌の「ごわつき」の原因は？

肌のごわつきが起こるのは、肌の表面に古い角質が蓄積されることで起こる「角質肥厚」が原因と言われています。肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」が乱れると、本来自然に剥がれ落ちるはずの角質が肌に残り、古い角質が蓄積されていきます。すると、肌がごわついて角質肥厚の状態になってしまうのです。

理想の肌質を目指すために、まずは肌のごわつきを引き起こす角質肥厚の原因をチェックしていきましょう！

１：肌の乾燥

間違ったスキンケア、空気の乾燥などが原因で肌が乾燥すると、肌のターンオーバーがしっかり働かない状態に。すると、不要な角質が剥がれにくくなり肌の表面に古い角質がたまっていきます。乾燥して硬くなった角質は、肌のごわつきを引き起こします。

２：紫外線ダメージ

強い紫外線を浴びると、肌が自らの角質を厚くして、肌の奥まで紫外線のダメージが届かないようにします。これも角質肥厚と肌のごわつきの原因に。また紫外線は肌のバリア機能を低下させて肌の乾燥を引き起こします。肌が乾燥するとターンオーバーの周期が乱れて、その結果、肌は硬くなりごわついてしまうのです。

３：生活習慣の乱れ

睡眠不足、偏った食事、ストレスなどの生活習慣の乱れも肌のごわつきを引き起こします。睡眠不足はターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌されにくくなり、食生活の乱れは肌への栄養が行き届かなくなるなど、新しい肌細胞の成長を妨げる原因になってしまいます。その結果、ターンオーバーが乱れて、肌のごわつきにつながります。

４：肌への摩擦

肌をゴシゴシ洗う、タオルで強く擦るなど肌への摩擦が生じると角質が剥がれて刺激を受けやすい状態になります。その刺激から肌を守ろうとして角質が硬く、厚くなってしまい肌のごわつき状態を引き起こします。

５：加齢によるもの

年齢とともに全身の新陳代謝の低下、肌のターンオーバーの周期の遅れなどが起こります。さらに肌の潤いを保つ成分は年々減少していきますので、ターンオーバーが乱れていきます。古い角質が剥がれず肌に残り、肌がごわついてしまいます。

理想の肌質へ！肌のごわつきを改善するケア方法

肌のごわつきを改善するためには、早めのケアが一番です！　肌の表面に溜まった不要な角質を取り除き、ターンオーバーを整えることで対策していきましょう。

・古い角質と汚れを落とす

肌のごわつきには酵素洗顔が効果的とされています。通常の洗顔では落とせない不要な角質などの汚れを洗い流す効果があるので、角質肥厚のケアにオススメです！　肌の表面に溜まった古い角質がなくなると、スキンケアが浸透するなど美肌効果もアップしていくと言われています。酵素洗顔は商品にもよりますが、週1回〜2回のスペシャルケアとして取り入れると◎。肌に優しい商品を選ぶようにしましょう。

・スキンケアは保湿重視！

角質ケアをした後は、いつもより保湿を重視したスキンケアで潤いをしっかり肌に与えましょう！　保湿をして肌の保水力を高めることがターンオーバーを整えることにつながります。化粧水は手のひらでそっとハンドプレスして肌全体に優しくなじませます。目元や口元など乾燥が気になる部分には重ね付けして、念入りに保湿するのがオススメです！