顔のたるみを改善!セルフでできるリフトアップ習慣

年齢を重ねるたびに気になってくる「顔のたるみ」。スキンケアだけでは改善できないので、どうしたら良いか分からないけれど、このまま放っておくと悪化してしまう……と悩んでいる方も少なくないですよね。そんな方にオススメなのが「リフトアップ」につながる習慣です! 今回はたるみの原因と、たるみを改善して若々しいフェイスラインを取り戻すためのリフトアップ習慣をご紹介します。

まずは「頬のたるみ」の原因をチェック!

年齢とともにフェイスラインがたるんできた。そんな声も目立ちます。頬がたるむ原因は老化サインだけではありません。なぜたるみが目立つようになるのか、まずは原因を知っておきましょう!

・表情筋の衰え

筋肉は運動することで鍛えられますが、運動しないと衰えていきますよね。それは顔の筋肉「表情筋」も同じです。表情筋を使わなくなると、筋力は衰えていき、その上にある脂肪を支えることができなくなってしまいます。これがたるみの原因のひとつです。

頬の脂肪を支える主な表情筋は、頬筋(きょうきん)と側頭筋(そくとうきん)です。胸筋は唇の両端から目尻にかけてつながる筋肉で、さらにその胸筋を支えているのが、側頭筋です。これらの筋肉が衰えてしまうと、たるみやほうれい線が目立ちやすくなってしまうのです。

・姿勢が悪い

猫背やストレートネックなど姿勢の悪さも「頬のたるみ」につながります! 座ってスマホを見るときに首が前に出るような姿勢だと本来ゆるやかにカーブしているはずの首が真っ直ぐになってしまいます。

この状態をストレートネックと呼び、頬のたるみだけではく首の痛みや肩こり、頭痛などの原因になることもあるのです。

またパソコンを使うときの姿勢にも注意しましょう! 下を向いたり背中が丸くなっていたり姿勢が悪い状態で長時間作業していると、たるみを進行させて全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

・紫外線やブルーライト

紫外線やブルーライトを浴びることも、たるみの原因と言われています。これらの光によって体内に活性酸素が発生すると、潤い成分コラーゲンの生成に悪影響を与える可能性があるのです。

特に紫外線A波(UV-A)は肌の奥深く「真皮層」にまで届くので、コラーゲンやエラスチンなどを作り出す細胞にダメージを与えて、肌をたるませてしまうことがあります。紫外線は肌の老化や乾燥の原因にもなるので、しっかり対策をしましょう!

またブルーライトの光は睡眠の質を下げて肌の老化を促進するとされています。健康で若々しい肌をキープするためにも意識しておくといいでしょう。

日常でできる「リフトアップ」につながる習慣4つ

たるみの原因が分かったところで、日常で習慣化できるリフトアップ習慣をご紹介します! 日々の動作を少し工夫するだけで取り組めるので、試してみてくださいね!

・姿勢を良くする

肩や首のコリは顔のくすみやたるみを引き起こす原因になりますので、普段から姿勢を良くすることが重要です。猫背の人や肩が凝りやすい人は、まず姿勢を正すことから意識しましょう。

立っているときの姿勢だけではなく、座っているときの姿勢も注意しましょう、スマホやパソコンに夢中になっていると、背中が丸くなって、巻き肩やストレートネックになりがちです。あごを少し引いた状態で背筋を伸ばすようにしましょう。

・紫外線とブルーライト対策を万全にする

たるみの原因とされる紫外線から肌を守るために、外出の際には季節かかわらず1年中、紫外線対策をしましょう! 日焼け止めは汗や皮脂で流れてしまうので、こまめに塗り直しすることも大切です。帽子や日傘、長袖の上着やアームカバーなども活用して、万全に対策しておきましょう。

ブルーライト対策はスマホやパソコン画面を見ないことが一番ですが、現代ではなかなか難しいですよね。画面にブルーライトカット機能がある液晶保護フィルムを貼ったり、ブルーライトをカットする眼鏡を使用したり、対策をすることで悪影響を減らすことができます。

またブルーライトは脳を覚醒させて、睡眠の質を下げてしまうので、寝る2時間前にはスマホを見るのはやめて、リラックスした状態で睡眠を取れるようにしましょう!

・しっかり保湿ケアをする

肌の乾燥はたるみやシワの原因とされています。スキンケアでは保湿を重視して、肌の弾力やハリを守りましょう! 化粧水には保湿成分がたっぷり配合されたものを使用して、水分の蒸発を防ぐために保湿剤となる美容液や乳液などでフタをしましょう。

・食事バランスを見直す

偏った食生活をしていると肌に栄養が行き届かなくなり、たるみにつながりやすくなります。特定の食材を食べない、特定の食材ばかり食べるというような食事には注意して、バランス良く食べるようにしましょう。

また糖分の摂りすぎにも注意が必要です! 体を動かすために必要な糖質ですが、必要以上に摂取すると、余った糖とタンパク質が結合して「糖化」を引き起こします。肌の潤いとハリを守るコラーゲンは、糖化の影響を受けると硬くなってしまい、肌の弾力が奪われてたるみを引き起こします。

・よく噛んで食べる

食事の際には時間をかけてよく噛んで食べることも大切です。しっかり噛んで食べると顔の筋肉を鍛えることができて、肌の血行も良くなるので、たるみ予防やくすみ改善に役立ちます。食べるときも猫背に注意して、姿勢を正してくださいね!

まとめ

たるみは放っておくと、どんどん悪化してしまいます。今日から早速、リフトアップにつながる習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか? どれも難しいものではないので、普段の生活の中で意識して、理想のフェイスラインをキープしてくださいね!