冷えで肌の乾燥が悪化?!潤いを死守する冬の保湿ケア対策7つ

乾燥が気になる季節。肌がカサカサして、肌トラブルが増えたという声もあります。保湿スキンケアも大切ですが、保湿だけでは足りない?! 実は「体の冷え」も乾燥肌を悪化させる原因になります。今回は、潤いを死守するための「冬の保湿ケア対策」をチェックしてみましょう!




「冷え」も乾燥肌を悪化させる原因だった?!

空気が乾燥して肌の潤い不足を感じやすい冬。乾燥から肌を守るために、保湿ケアは必須ですよね! 保湿ケアしているから大丈夫……と思いきや、実は「体の冷え」も肌の乾燥を悪化させる原因になります! 冷えて血行が悪くなると、肌に栄養が行き渡りにくくなるため、スキンケアで外側から潤いを与えても乾燥が防ぎにくい状態に……。保湿ケアと一緒に冷え対策も心がけて「内側・外側からの潤いケア」を始めましょう!

乾燥対策1「洗顔時、お湯の温度は32度前後!」

顔を洗う際に「お湯の温度」を気にしたことはありますか? 寒い季節は通常よりも熱めのお湯で顔を洗いたくなりますが、熱いお湯で洗うと肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうので要注意! 潤いを守るためには「32度前後」のぬるま湯で洗うことがオススメされています。顔を洗う時に「温かい」と感じる場合は、お湯の温度が高い可能性があるので見直しを。お湯の温度を変えるだけで、肌の潤いが守られて、乾燥しにくい肌になっていくので意識してみましょう。

乾燥対策2「保湿効果の高い基礎化粧品に変える!」

夏に使っていたスキンケアを冬もそのまま……では、乾燥してしまうのも無理はありません! 乾燥が気になる冬は保湿効果の高い基礎化粧品に変えることも大切です。ヒアルロン酸、サラミドなど潤い成分が配合されているもの、高保湿と書いてあるものを選ぶと潤いをキープしやすくなります! 季節ごとにスキンケアを変えて肌トラブルを防ぎたいですね。乾燥で肌がヒリヒリしたり、かゆみを感じたりする時は敏感肌用の高保湿スキンケアを使いましょう!

乾燥対策3「週1~2回、保湿パックをする」

潤いのある美肌の女性に「何か特別なケアをしていますか?」と聞くと、やはり「パック」をしている方が多いものです。毎日のスキンケアだけで潤いをキープすることが難しい季節には、週1〜2回の保湿パックでスペシャルケアを! 保湿成分が配合されているパックを選んでくださいね。

乾燥対策4「湯船の温度は38度〜40度に設定」

寒い季節は熱い温度の湯船に浸かって体を温めたくなりますが、熱すぎるお湯に浸かると肌の潤いが奪われる原因になります! 保湿ケアに理想的なのは「38度〜40度」のぬるま湯です。40度だと物足りないと感じるかもしれませんが、保温効果のある入浴剤を使ったり、お湯を湯船に溜めた後に湯船のフタを開けて、あらかじめ浴室を温めておくなどの工夫をしたりすると、ぬるま湯でもポカポカになります。

どうしても熱い湯船に浸かりたい場合は、42度以上に設定しないようにして、長時間湯船に浸からず15分程度で入浴を済ませることも大切です! 

乾燥対策5「お風呂上がりは5分以内に保湿ケア」

お風呂上がりの肌はとても乾燥しやすいと言われています! お風呂から出て、タオルで水気を拭き取った瞬間から肌乾燥が始まっていると意識して、5分以内には保湿ケアをしましょう! ボディミルク、オイル、乳液などで全身に潤いを与えてくださいね。お風呂上がりは体が冷えやすいので、すぐに衣類を着るなどの工夫も大切です。

乾燥対策6「手首・足首・首・お腹を冷やさないように」

体が冷えると血流が悪くなり、肌に運ばれる栄養素が不足しやすい状態に。その結果、肌乾燥の悪化につながりやすくなります! 日常では「手首・足首・首」の3つの首と「お腹」を冷やさないファッションをすることも乾燥対策に役立ちます! この3つの首には太い血管があるので、その部分を温めると全身が冷えにくくなるのです。マフラー、手袋や袖の長いトップス、靴下やタイツ・ストッキング、ブーツなどで冷えないファッションを楽しみましょう! またお腹も冷えると百害あって一利なしです。温かいインナーを着込んで、冷やさないようにしてくださいね。

乾燥対策7「足先のマッサージで血行促進!」

足先は体の中で最も冷えやすく、血行が悪くなりやすい部分です。血行を促進して肌に必要な栄養素を行き渡らせるために、マッサージも取り入れてみましょう! お風呂上がりなどに足先のマッサージをして巡りを良くすることで肌乾燥を防ぐ効果が期待できます! マッサージをする前に、足の甲と足の裏にクリームやオイルをなじませてくださいね。

・足の甲を優しくさする

手をグーの状態にして、足の甲をグリグリと優しくさすって、リンパの流れを促します。

・足指をもむ

足の指を1本ずつ、指の付け根からつま先に向かって手の親指と人差し指でつまむようにしながら揉みほぐしていきます。

・足裏を押す

両手で足裏を包むようにして、両手の親指を使って足裏全体を押していきます。時に土踏まずのあたりは内臓系のツボが集まっているので、血行を促進する効果が期待できます。力を入れすぎないように、優しく刺激してください。




まとめ

保湿ケアをしていても、乾燥が悪化する……。その原因は「冷え」にあるかもしれません! 毎日の保湿ケアと合わせて「冷え対策」も意識して、内側・外側からダブルのケアを! 冬の乾燥に負けない理想の肌を目指してくださいね.