肌の老化を徹底予防!紫外線から肌を守る食べ物とは?

気温が上昇して晴れた日が増えると、海や山に出かけたり、スポーツを楽しんだり、アクティブに動きたくなる季節がやってきますね! ですが、春から夏にかけて「紫外線」は最も強くなります。紫外線は肌トラブルと老化の原因にもなりますので、注意が必要です。

日焼け止めなどの対策はもちろん、食事を見直して内側から対策も大切! というわけで今回は、紫外線対策に役立つ食べ物をご紹介していきます!




紫外線が肌に与える悪影響とは?

紫外線は肌にダメージを与えるということは、周知の事実。まずは、紫外線を浴びるとお肌にどのような影響があるのかをチェックしておきましょう!

紫外線にはU V−AとU V−Bという2つの種類があります。

・U V−A

地表に届く紫外線の約95%をしめていて、浸透力が高いので肌の奥まで行き届き、シワやたるみなど老化を引き起こす原因とされています!

・U V−B

地表に届くのは約5%程度のU V−Bですが、エネルギーが強いので肌の表面にある表皮に悪影響を及ぼして、日焼けやシミの原因になるとされています!

どちらの紫外線も浴びると、活性酸素が発生して肌の老化を進行させるので要注意です。活性酸素は皮膚や体内の組織を酸化させて、肌の免疫力を低下させ、肌荒れやニキビの原因にもつながります。

日焼けやシミだけではなく、老化や肌荒れ、ニキビ、たるみの原因にもつながる紫外線! しっかりと対策しておくことが大切ですね。日焼け止めや日傘を使って対策するだけではなく、食べ物を見直して、紫外線ダメージを軽減させる働きや抵抗力を高める作用のある栄養素をチャージ。内側からも徹底予防していきましょう!




紫外線対策に効果がある栄養素と食べ物リスト

・ビタミンA・C・E

紫外線による活性酸素の発生を抑えてくれる「抗酸化力」に優れているのが、ビタミンA・C・Eです! ビタミンエースとも呼ばれています。新鮮な野菜と果実に含まれているので、積極的に摂取してシワやシミ、老化の予防をしておきたいですね。

ビタミンAは、モロヘイヤ、カボチャなどに多く含まれていて、健康な皮膚の維持に必要な栄養素のひとつです! 肌に潤いやハリを与えて、紫外線ダメージから守ってくれる効果があるとされています。

ビタミンCは、パプリカやアセロラ、ブロッコリーなどの野菜と果実に多く含まれています。コラーゲンが生成されて、潤いのある若々しい肌を保つ効果が!

ビタミンEは、アーモンド、卵、ごまなどに含まれています。血行を促し代謝を高めて、肌の生まれ変わりサイクル(ターンオーバー)を促進してくれます。紫外線によるメラニンの排出をスムーズにしてシミの生成を防ぐ効果があります。

・ポリフェノール

抗酸化作用に優れているポリフェノールも活性酸素の発生を抑えてくれます! ブルーベリー、アサイーなどのスーパーフードに多く含まれています。緑茶やワイン、紅茶、ココア、チョコレート、蕎麦にも含まれているので、積極的にとりたいですね! 

・リコピン

トマトに多く含まれているリコピンは、強い抗酸化作用を持ち、同じ抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上だと言われています! 美容・健康に良い効果を持っているので、キレイになりたい人にはもってこいの栄養素です。リコピンは水に溶けやすいので、油と一緒に食べると◎。オリーブオイルをかけてサラダにするなど工夫をしてみましょう!
またリコピンは加熱すると吸収率が高くなるので、トマトスープやパスタソースとして食べるのもオススメです。トマト缶でも問題ありません。




食べると逆効果!紫外線対策にN Gな食べ物は?!

日焼けしやすい食材もあるので、美白・美肌を目指している人は避けておきましょう! 紫外線に反応して、紫外線の吸収を高めて肌の色素沈着を促進するのが「ソラレン」という成分です。ソラレンを摂取した状態で紫外線を浴びると、メラニンを多く生成してしまう可能性があります! シミやくすみなどのトラブルにつながるので注意しましょう。

ソラレンは、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系、キウイ、きゅうり、セロリに多く含まれています。柑橘系はビタミンが豊富なので、紫外線対策に役立ちそうなイメージですが、実は逆効果なので注意しましょう。特に朝食べると、その日の紫外線率を高めてしまうので気をつけてくださいね!




紫外線対策の栄養素をとって理想の美肌へ

紫外線が肌に与える影響を知ると、老化を早めないためにも徹底しておきたいですよね! 紫外線ダメージは5年後、10年後の肌状態を左右するとも言われています。未来の自分のためにも、紫外線対策に必要な「抗酸化作用」の高い食べ物を積極的にとるようにして、内側からもしっかりケアを! 食べ物に加えて、日焼け止めを塗る、日傘、帽子などのU Vケアも忘れずにしていきましょう!