プラセンタの抽出方法とは?5種類をまとめて解説

プラセンタのエキスは主に哺乳類動物から抽出されます。製品を選ぶときにはどんな動物からプラセンタが抽出されたのかも重要ですが、同時にそのエキスの「抽出方法」も知っておく必要があるでしょう。

プラセンタの抽出方法とその特徴をまとめました。

プラセンタの品質を決めると言ってもいい抽出作業

プラセンタのサプリメント製造にはいくつもの工程が必要です。大まかには次の4工程に分けられるでしょう。

胎盤の洗浄

プラセンタエキスの抽出

ろ過や滅菌、殺菌

サプリメントの製造

プラセンタの抽出作業は、そのままプラセンタの品質を左右すると言ってもいいくらいに重要な工程です。

プラセンタ抽出法5種類をまとめて紹介!

実際に、プラセンタの抽出方法にはどんな種類があるのでしょうか?代表的な5種類の方法を、まとめて紹介・解説します。

凍結融解法

プラセンタの原料である胎盤を急速凍結させ、解凍するという工程を繰り返してエキスを抽出します。比較的低コストでできる方法ですが、この過程で細胞膜が壊れてしまい、有効成分が失われることがあるという懸念があります。

この後に紹介する酵素分解法とを組み合わせた「凍結酵素抽出法」という方法は、凍結融解法の欠点をカバーし、より高純度のプラセンタエキスを抽出できると言われています。

酵素分解法

体内に数多く存在する酵素を活用することによってエキスを抽出します。コストがかかりますが、凍結融解法のような温度変化を加える必要がないので、有効成分が多く取り出せる方法でもあります。

また酵素分解法には、高い気圧の環境下で実施する「高圧酵素分解法」という抽出法もあります。高圧を加えることで、滅菌作用と酵素の働きも活性化させることが可能です。

加水分解法

この方法では、胎盤を特殊な酸に浸け、そこからの反応によってエキスを抽出します。加水分解方で使用する酸の中には比較的強い酸を使用する場合もあり、胎盤の中にある成分を分解・破壊してしまう危険性があります。

これに対して、「超高圧加水分解法」という抽出法は加水分解法によって抽出したプラセンタエキスに高圧を加え、さらに小さな粒子にするというものです。プラセンタを微粒子化させることによって、匂いなどの問題を解決できます。

ラエンネック製法(分子分画法)

ラエンネックとは、日本生物製剤社が長年積み重ねた臨床試験を元に作り出した、医療用プラセンタのための製法です。酵素の種類、量、温度、Ph、反応時間といったいくつもの条件を厳密に定め、胎盤からプラセンタエキスを抽出します。

抽出されたプラセンタエキスは特殊なフィルターを通して、さらに有効成分のみ取り出します。このフィルターを使用した抽出を分子分画処理といいます。この方法により、有効成分でも特にデリケートな成長因子(グロスファクター)を壊さずに取り出すことが可能です。

細胞培養法

日本ではあまり見ることのない抽出法に、細胞培養法というものがあります。細胞培養法とは、ワクチンの生成などで使用される方法です。人工的に胎盤内の細胞を培養することで、安全に有効成分や成長因子などが豊富に含まれた高純度のプラセンタエキスが抽出できます。

最先端技術の1つでもある細胞培養法は、非常に高い技術が必要です。高品質と引き換えに非常に価格も高くなってしまうという側面があります。

定期的に飲むなら「ラエンネック製法」がおすすめ!

プラセンタの抽出方法で、その有効成分は大きく損なわれてしまうこともあれば、高純度の成分を保持することもできます。定期的にプラセンタサプリを飲む場合、コスト・品質どちらも優れているラエンネック製法がもっともおすすめでしょう。

サプリメントを選ぶ際は、ぜひこの抽出方法に注目してみてください。