クールビズ期間にマナーをおさえてオシャレを楽しむ方法

クールビズとは環境省の呼びかけで室内28度でも快適に過ごせる服装で仕事をしましょうと促す取り組みです。いざクールビズ期間になると「どんな装いをしたら良いのか」「どこまで着崩して良いのか」と困ってしまう方も少なくないですよね。今回はクールビズのマナーをおさえながら、オシャレを楽しむ方法をご紹介します!




どこまでO K? クールビズの基本マナー

最近ではほとんどの企業でクールビズが取り入れられていますよね! 日本では限られた電気量しかないため、節約するためにもクールビズは重要な役割を果たしています。環境や体調面にも良いクールビズですが「どんな服装をすれば?」と悩んでしまうこともあるはず。涼しければどんな服装でも良いというわけではないので難しいですよね。なんとなく周りの雰囲気を見て「これくらいなら大丈夫かな」と着こなしを決めている方も多いのではないでしょうか。実際は基本マナーがわからず、本当に自分の着こなしがOKなのか不安を感じている方もいるかもしれません。まずは基本のマナーをチェックしてきましょう!

基本のマナーとして男性の場合は、ノーネクタイ、ノージャケットとなります。上は半袖シャツやポロシャツ、下はスラックスなど。シンプルでわかりやすいですよね! ですが女性の場合はもっと許容範囲が広いことがほとんどですので、オシャレの幅も広く楽しめます。

クールビズでは基本的にだらしがなく見える格好はN Gです。例えば、シャツからインナーが見えてしまっていたり、カジュアルすぎるダボダボのサイズ感だったり、ビジネスのシーンでは相手に不快感を与える可能性がありますので気をつけましょう。




クールビズ期間に洋服を選ぶ際のポイントは?

クールビズ期間の洋服はどのような基準で選べば良いのでしょうか? 基本を押さえておけばオシャレを楽しみながら、相手に好印象を与えるコーディネイトができます! ここからはクールビズ期間の洋服選びのポイントをご紹介していきます。

・生地は?

生地は涼しく機能的なものを選ぶようにすると良いでしょう。風通しの良いコットン素材、夏服によく利用されるリネン生地、真夏には接触冷感機能があるものもいいでしょう、汗がこもってしまうような生地は避けて、快適な生地を意識して選んでみましょう。

・サイズ&形は?

サイズや形はジャストフィットなものを選ぶときちんとした印象になりやすいです。体に対して大きすぎるサイズ、ダボダボに見える形はだらしがなく見える可能性があるので避けておくと無難です。

・避けるべきポイントは?

暑い時期になるとシャツのボタンを開けたくなることもありますね。その際にインナーが見えてしまうとマナーとしてN Gです。キャミソールやインナーは万が一シャツのボタンを外しても見えないように首回りが深いデザインになったものを選ぶと安心です。




クールビズに取り入れたいオシャレなアイテム

クールビズで「センスが良いな」「オシャレ」と思ってもらえる着こなしをしてみたい。そんな方はクールビズを楽しめるアイテムを使いこなして、オシャレなコーディネイトを完成させましょう!

・ジャケット

クールビズではジャケットは必要ないとされていますが、場合によってはビジネスシーンで必要になることもあるので上手に取り入れてみましょう。テーラード型でボタンは3つまで。チェックなど柄物は避けて無地の記事を基本に考えて選びましょう。リネンジャケットやサマーツイードなど夏でも涼しくオシャレに着こなせる素材のジャケットがオススメです。

・ボトムス

ボトムスを選ぶ時にはスカートでもパンツでも、長時間履いていても快適な通気性が良いもの、機能性が高いものを選んでおきましょう。そして汗をかく時期なので、ウォッシャブル機能がついたものを選んで毎日洗えるかどうかをポイントにしておくと安心です! さまざまな色に合わせやすいベーシックな色味のボトムスがだと着回しやすくて重宝します。
定番のブラックも良いですが、涼しげなネイビー、グレー、ベージュなどを選んで季節感を取り入れてみるのもいいでしょう。

・スニーカー

ビジネスシーンではパンプスやローファーなど革靴が一般的ですが、クールビズの期間はマストではありません。クールビズのコーディネイトはスーツに比べて多少カジュアル感があるのでスニーカーを履いてO Kな場合もあります。会社の規定によりますが、難しい場合は通勤時のみスニーカーを履いて、オフィスに着いたらパンプスやローファーなどの革靴に履き替えてみるのもいいでしょう。




まとめ

クールビズの基本のマナーは「きちんと感」が大切です。ゆとりがあるデザインを選ぶ場合は、トップスかボトムスどちらかをジャストサイズにするなど「きちんとして見える工夫」を取り入れてみるのもオススメです。環境に配慮しながらオシャレを楽しめるクールビズ。周りから「センスが良い」と褒められるコーディネイトに挑戦してみてはいかがでしょうか?