気になる肌老化、万能美容オイルでお肌のうるおいを保ちましょう

加齢と共に増えてゆくお肌のトラブル。
シミ・しわ・たるみ・くすみなど、若い頃には感じていなかったお肌のトラブルに悩んでいる方は、少なくないと思います。
一言で、お肌の老化といっても、光老化や酸化など原因はさまざまです。
今回は、肌老化の主な原因や、いま注目を集めている美容オイルについておすすめの使い方を紹介します。美容オイルを上手に活用して、うるおいあるお肌を守りましょう。

 

肌老化の主な原因

肌老化の原因は、主に5つ挙げることができます。
1.光老化・・・紫外線を長時間浴びることによって、皮膚にしわやたるみが現れる老化現象。
2.酸化・・・空気中の酸素が体内で不安定な物質に変化することで、酸素が周囲の細胞を壊す現象。
3.乾燥・・・角質を守る保湿成分が、年齢とともに減少する現象。
4.菲薄化(ひはくか)・・・女性ホルモンの減少により肌老化がすすみ、お肌に赤みが出やすくなった
りかゆくなったりする現象。
5.糖化・・・体内で余った糖が原因で、肌老化が進む現象。

これらの各要因が合わさり、シミ・たるみ・くすみなどが現れます。
そこで、近年「肌老化には美容オイルがよい!」と注目を集めているのです。
うるおいと、若々しいお肌を保つことができる美容オイルは、種類が豊富なので、ご自身の体質や症状にあったものを選ぶことで効果が期待できます。
美容オイルの種類と効果を最大限にできる使い方をご紹介します。

注目の美容オイル5選

●ホホバオイル
ホホバオイルは「ホホバ」という多年草の実や種子から抽出される天然オイルです。
「命の植物」とも呼ばれ、特に、髪やお肌の手入れに使うことが多いようです。
効能としては、お肌の保湿をして、うるおいやハリを与えたり、頭皮を乾燥から守ったりします。
また、クレンジングや不要な角質のお手入れにも最適です。

●アルガンオイル
モロッコ原産のアルガンオイルは、皮膚を癒やす効果が高いオイルです。
モロッコでは古来、貴重なものとして扱われていました。
アルガンオイルは、低刺激で浸透性が高く、食用にもなるので、口や目の周りにも安心して使えるオイルです。
ダイエット・健康維持にも有効。

●マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは、ヤマモガシ科マカダミア属の種子から取り出されたオイルで、人肌に近いオイルといわれています。
浸透性が高く、べたつきが少ないので乾燥時期に最適です。
また、低刺激のため、アトピー肌や敏感肌の方も使用されているようです。

●オリーブオイル
人の皮脂と似た成分のオレイン酸を含んでいるので、お肌になじみやすいオイルです。
クレンジングとして多く使用されていますが、クレンジングオイルと違い、合成界面活性剤が入っていないので、うるおいを保ちながらも汚れを落としてくれる優秀なオイルです。
しかし、オリーブオイルは保湿効果が高いため、アクネ菌が増殖しニキビを悪化させてしまうこともあります。ニキビが気になる方は控えましょう。

●ココナツオイル
皮膚の表面から水分蒸発を遅らせることができるので、保湿力が高いオイルです。
中鎖脂肪酸を含んでいるので、お肌になじみやすいのが特長。
肌老化に効果的なビタミンEを含み、お肌のくすみやたるみにも効果があります。
低刺激の天然オイルなので、敏感肌にも安心して使用できます。

 

美容オイルの使い方

一般的に、お肌のケア手順として、化粧水・美容オイル・乳液の順番で使用することが多いと思います。
この他にも効果的な美容オイルの使い方があるのをご存じでしょうか?
●オイルパック
美容オイルを顔に塗り、蒸しタオルでパックする方法です。
お風呂で使うことで、さらに効果が高くなります。

●化粧水や化粧品にオイルを混ぜる
化粧水に美容オイルを1~2滴まぜ、スタンプを押すようにつけます。
保湿力を高めることができるのでおすすめです。また、化粧品に混ぜることで、お化粧のもちがよくなり、化粧崩れ対策としても使えます。

●ネイル、指のマッサージ
爪の根源にオイルを塗ることで、乾燥を防ぎ、健康的な爪を維持することができます。

Drop falls from the pipette. Bottle of cosmetic oil with a pipette on a yellow background. Copy space. Selective focus

「美容オイル」と端的にいっても、種類はさまざまです。
体質や用途に合わせて使い分けることがポイント。
万能な美容オイルで全身にうるおいを与え、いつまでも若々しいお肌を保ちましょう。