老化を防ぐために!日焼け後の正しいアフターケア方法

紫外線が最も強い時期。U Vケアを徹底することが、未来に美肌を作る鍵になります! ですが、ついうっかり日焼けしてしまうシーンもありますよね。
日傘や日焼け止めを忘れてしまった。思った以上に日焼けしてしまった!そんな時は、正しいアフターケアをすることが重要です!
日焼けした後のケア次第で、肌の回復力は変わるもの。というわけで今回は、日焼け後のアフターケア方法についてご紹介していきます。




まずは日焼けが肌に与える影響を知っておきましょう!

U Vケアを忘れて外出したり、思った以上に日焼けしたり。うっかり日焼けをしてしまうシーンも多い季節。まずは、日焼けが肌に与える影響をチェックしていきましょう!

日焼けとは、有害な紫外線から肌を守ろうとして「肌を黒くする」という働きによって起こるものです。紫外線を浴びると、メラノサイトという細胞が肌ダメージを防ごうとして
メラニン色素を排出します。メラニン色素は日数をかけて増えて、ターンオーバーの作用で少しずつ肌表面の「角質層」に上がっていきます。
日を浴びた2〜7日後に肌が黒くなりやすいのは、このためです。

・日焼けには種類がある?
日焼けには「サンバーン(SunBurn)」と「サンタン(SunTun)」の2種類があることをご存知でしょうか? 

サンバーンは、紫外線が当たった直後には発症せずに、数時間後に皮膚表面が赤くなり、6時間後〜48時間後に痛みがひどくなる日焼けです。

サンタンは、紫外線UV-Aが働きかけて、メラニン色素を生成する日焼けです。炎症を伴わないので自覚しにくいですが、肌の奥深くまで浸透して、
シミ・しわ・たるみなど老化を引き起こす怖い日焼け現象なのです。




日焼け後のケアをしないと肌老化が進行?!

日焼け後の肌をそのまま放っておくと、ダメージが蓄積されていくことはイメージできますよね!では具体的にどのような肌トラブルにつながるのかをチェックしていきましょう。

・肌の老化が促進!

紫外線ダメージは、肌の深い部分にまで影響を与えてしまいます。将来的なシミ・しわ・たるみなど老化につながってしまうのです。
肌の老化現象の8割は紫外線によるものという説もあるので、注意したいですよね!

紫外線は肌の「真皮層」まで達しますが、真皮層には弾力を生むコラーゲン、ヒアルロン酸やエラスチを作る細胞があります。
その部分にダメージを与えるため、美肌を維持する機能に悪影響を与えて老化を促進してしまうというメカニズムなのです。

・シミが増えてしまう!

紫外線を浴びると、ダメージから表皮を守るために「メラノサイト」という色素細胞がメラニンを発生します。メラニンはシミなど色素沈着の原因になります。

健康で若い肌はメラニンが生成されても、正常なターンオーバーによってメラニンが剥がれ落ちていきます。ですが、年齢を重ねるとともに、
ターンオーバーのサイクルが乱れてしまい、メラニンが蓄積されて色素沈着、消えないシミとなってしまうのです。




日焼け後はすぐにアフターケアをすることが重要!

日焼けをしてメラニンが生成されると、スキンケアでは改善されにくいのが困ったところです。日焼けによるシミ・しわ・たるみなどの肌トラブルを少しでも減らすためには。
アフターケアが重要になります!

日焼けどのアフターケアは72時間以内(3日以内)に正しく行うことで、肌へのダメージを減らせると言われています。
72時間と言わず、できるだけ早い時間内でケアを行うことをオススメします! 早速、日焼け後のアフターケアを見ていきましょう。

日焼け後の正しいアフターケア方法5つ

1:日焼け部分を冷やす

うっかり日焼けしてしまったら、まずはほてりがしずまるまで濡れたタオルや水などで冷やしてあげましょう。日焼け後の肌は、軽いやけど状態ですので、流水で冷やす、濡れたタオル、氷、保冷剤などを使って炎症の進行を抑えることが大切です!

保冷剤や氷が直接肌に当てるのではなく、タオルなどに巻いてから肌に当てるようにしてください。外出中の場合は、コンビニで冷たいペットボトルの水を買って肌を冷やすだけでも、効果はあるとされています。

冷やす時は、できるだけ肌に刺激を与えないように意識することも重要なポイントです。摩擦を与えない、氷や保冷剤はタオルに包む。肌へのダメージが最小限になるように工夫してくださいね!

2:保湿する

日焼けすると肌の水分が奪われて、乾燥してしまいます。肌トラブルを最小限に抑えるために、しっかりと保湿ケアを行いましょう!

肌への刺激が少ない敏感肌用のものを使うと安心です。アルコールフリー、パラベンフリーなど肌に優しい商品。セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸など保湿成分が
含まれているものを選びましょう。化粧水を補った後は、乳液で肌を保護することも忘れずに!

3:内側から水分を補う!

日焼け後は肌だけではなく、体内の水分も不足しがちです。しっかりと意識して水分をとり、肌ダメージの軽減につなげていきましょう!

4:ビタミン・ミネラルをとる

メラニンの生成を抑えるために「ビタミン類」「ミネラル類」をとることも大切です。特に「ビタミンC」はメラニン生成を抑えて、
紫外線からの影響を和らげる効果があるとされていますので、積極的に補うと良いでしょう。
トマト、スイカ、パプリカ、ブロッコリー、キウイなどに多く含まれています。ビタミンCは体内で3時間程度しかキープできないという性質がありますので、
サプリメントを活用して数時間おきに取り入れることもオススメされています!

5:抗酸化成分が多い食品をとる

紫外線を浴びると「活性酸素」が発生して、メラニン色素を活性化して、様々な老化サインにつながるというメカニズムがあります。
老化のもと「活性酸素」を取り除く効果があるのが「抗酸化成分」です! ナッツ類、ごま、アボカドなどに多く含まれている「ビタミンE」は抗酸化作用が高い栄養素です。
その他、ワインや緑茶などに含まれる「ポリフェノール」、トマトなど赤い食べ物に多く含まれる「リコピン」などにも抗酸化作用がありますので、紫外線対策に効果的です! 




肌の保湿、水分補給、ビタミン・ミネラル類を多くとる、抗酸化作用がある食べ物をとるという習慣はアフターケアだけではなく、紫外線ダメージを予防する効果もあります。
紫外線が強い時期は普段から取り入れておきたい習慣ですね! 日焼けをしてしまったら、できるだけ早めのケアを心がけて大切なお肌を守ってあげましょう。