幼馴染と付き合うってアリ?メリットやデメリットは?

幼馴染と付き合い、そのまま結婚するというと、漫画やドラマのなかの世界のようですが、関係が長い相手とのお付き合いは、珍しいことではありません。今回は、幼馴染と付き合うことのメリットやデメリット、幼馴染と付き合うためのポイントをご紹介します。周りに、「そう言えば昔から知っている」というような、幼馴染がいる方は、ぜひチェックしてみてください。




そもそも「幼馴染」とは?

「幼馴染」という言葉を耳にしたことがある方は、多いことでしょう。しかし、幼馴染とは具体的には、どのような関係の人を指すのかご存じでしょうか。『広辞苑』によると、幼馴染とは「幼い時、仲良く遊んだ人」だとされています。何歳からという厳密な定義はなく、性別も異性同性問わないことが分かります。
例えば、中学生が感じる「幼い時」といえば、幼稚園生や小学生のころをイメージするかもしれませんし、社会人が感じる「幼い時」といえば、高校生のころを思い浮かべることもあるかもしれません。広義では、幼馴染とは、これまでに長く付き合いがある人と言い換えることができるでしょう。




幼馴染と付き合うメリット


自分と関係が深い幼馴染と付き合うことは、メリットがたくさんあります。幼馴染と付き合うメリットには、どのようなものがあるのかチェックしてみましょう。

(1)性格をよく知っている

新しく人と出会うときは、その人の本来の姿や、良い面・悪い面を知るまでに時間がかかりがちです。その点、幼馴染であれば、その人の性格をよく知っているため、良い面も悪い面も受け止められやすいと言えます。意外な一面を知って幻滅する(される)リスクも少ないでしょう。

(2)取り繕う必要がない

その人本来の姿をよく知っているからこそ、幼馴染を相手に普段の自分ではない自分を演じる必要がありません。素の自分が出しやすく、家族と過ごしているかのようなリラックスした雰囲気で付き合うことができるのも、幼馴染のメリットです。

(3)自分の意見が言いやすい

これまでに何度もケンカをして乗り越えてきている幼馴染が相手なら、言いたいことをどちらかが一方的に我慢することが少なく、付き合っても自分の意見が言いやすいのが特徴です。フラットに意見を言い合えるのは、新しく出会う人とはなかなか築けない貴重な関係です。

(4)家族ぐるみで付き合いやすい

付き合いが長く、お互いの両親が顔を知っている関係なら、付き合ったあとや結婚してからも、家族同士が仲良く付き合っていきやすいと言えます。結婚は当人同士のこととはいえ、家族同士の付き合いが必要になるシーンも多く、家族ぐるみで仲良くなれるのは大きなメリットです。




幼馴染と付き合うデメリットは?

メリットが多い幼馴染との付き合いですが、デメリットがないわけではありません。幼馴染と付き合うデメリットをご紹介します。

(1)ムードを作りにくい

これまで恋人関係として意識してこなかったところが、付き合うことによって関係性が急に変化するため、恋人同士という雰囲気が照れくさいという方が少なくありません。恋人関係ならではのムードを重視したい方には、幼馴染と付き合うのは不向きであるケースがあります。

(2)関係が壊れてしまう可能性がある

幼馴染と付き合い、そのまま結婚するカップルもいれば、残念ながら破局を迎えてしまうカップルもいます。別れてしまった場合、元通りの幼馴染には戻れないことも多く、付き合い別れることで、恋人も幼馴染も同時に失ってしまう可能性があります。

(3)別れたあとが気まずい

幼馴染と付き合っても仲良く続くとは限りません。別れてしまう可能性もあるため、別れたあとのことも考えて付き合うことをお勧めします。幼馴染の場合は、同郷であったり、何か共通の繋がりがあったりして、別れたあとも顔を合わせる機会がある可能性が高く、そのときに気まずい思いをしてしまうことも考えられます。

幼馴染と付き合いたいときはどうすれば良い?


幼馴染と付き合いたいと考えている方が、恋愛関係に発展させるにはどうすれば良いのでしょうか。幼馴染と付き合いたい方が、関係を深めるコツをご紹介します。

(1)異性として見ていることを伝える

幼馴染に異性として見られていない気がする方は、まずは異性として意識してもらえるようにしたいところです。こちらが相手を異性として意識していることを伝えることで、「そんな風に思っていたの?」と存在を改めて見直すきっかけを与えるのがおすすめです。異性としてかっこよくなったことを褒めたり、頼りになる男性だと思っていることをきちんと言葉で伝えてみましょう。

(2)ほかの人とは違う存在であることを伝える

彼が幼馴染としてだけでなく、周りのほかの男性とも異なる、自分にとってたった1人の人として存在していることをさりげなく伝えましょう。例えば、服装や髪型などを褒めてくれたときに、「〇〇に言われると特別に嬉しい」と伝え、ほかの人とは異なる特別な存在であることをアピールするのがおすすめです。

(3)雰囲気を変える

幼馴染と付き合う一番のハードルは、二人の間で出来上がった雰囲気を壊すことです。「まるで恋人同士みたいだな」と感じるような雰囲気をわざと作り、「もしも付き合ったらこんな感じになるのかな?」と思わせるように働きかけていきましょう。周りの友達や知り合い、親などに協力してもらい、「付き合ってみたら?」とアドバイスしてもらうのも良いでしょう。




勇気の1歩を出してみましょう!

幼馴染と付き合いたいけれど、異性として見られていないような気がする方や、別れが来るのが怖くて付き合う勇気がない方も少なくありません。しかし、幼馴染との付き合いは、新しく出会う人と関係を深めるのとは異なるメリットや楽しさがあるのも事実です。幼馴染との関係を深めたいと思ったら、勇気を出して1歩踏み出してみてください。きっとその先には、長い付き合いだからこそ築ける心地良い関係がありますよ!