スキンケアをする上で、自分の肌質を知っておくことは重要です。
肌質は一人一人個人差があり、詳しく知るためには専門のカウンセリングを受ける必要があります。
しかし、自分でも大まかな肌質の傾向を知る方法があることをご存知でしょうか。
その方法を紹介するとともに肌質の傾向に合ったお手入れ方法を紹介していきます。
肌質の傾向は4つに分類される
大まかな肌質の傾向は、4つに分類されています。
普通肌、乾燥肌、脂性肌、混合肌の4つです。
乾燥肌はカサカサしている傾向にあり、脂性肌は全体的にベタついている傾向があります。
混合肌は脂性肌と乾燥肌の傾向が混ざったもので、普通肌はどの傾向にも当てはまらないものを言います。
自分の肌質を知るには
自分の肌質の傾向を知る方法は至極単純です。
洗顔して少しの間待つだけです。
具体的には、普段通りに洗顔したあと清潔なタオルなどで顔を押さえるように水分を取ります。
その後、暖かい時期なら10分、寒い時期なら5分程度待ちます。
このとき化粧水などを使わないように注意してください。
時間が経つと、変化を感じられることでしょう。
顔全体が突っ張った感じで、頬や目元、口元がカサカサしているならば乾燥肌です。
顔全体がしっとりとしているものの、Tゾーンに脂っぽさを感じるならば脂性肌です。
顔全体が突っ張った感じで、頬や目元、口元がカサついている上に、Tゾーンが脂っぽく感じるならば混合肌です。
とくにつっぱった感じもなく、Tゾーンに脂っぽさも感じないならば普通肌と言えます。
肌質によるスキンケア方法
自分の肌質の傾向を知ることができたなら、それに合わせたスキンケアを行なう必要があります。
乾燥肌の人は、気を抜くとすぐに肌荒れしてしまいます。
水分が少ないのが特徴ですので、肌の水分をキープするためにも化粧水はしっとりしたものを使うことをオススメします。
脂性肌の人は、ニキビなどができやすいタイプです。
水分量や皮脂量が多いためしっとりとしていますが同時に脂っぽさも感じてしまいます。
化粧水はさっぱりしたものを使い、少量を丁寧につけていきましょう。
混合肌の人は、肌荒れしやすくニキビなどができやすいタイプです。
カサついた部分もありますが、脂っぽい部分もあり、水分が少なく皮脂量が多くなっています。
化粧水はややしっとりしているものを使うようにして、カサついた部分にはしっかりと、脂っぽさを感じるところには少量を使うようにしましょう。
普通肌の人は、水分量は多く皮脂量は普通なので、健康的な肌と言えます。
肌のトラブルも起きにくい、理想の肌質です。化粧水は、ややしっとりとしたもの使うと良いでしょう。
自分の肌質の傾向を把握したならば、基礎化粧品で悩むことが少なくなるでしょう。
また、適切にケアを行なうことで肌のトラブルを減らすことができます。
ただ、どの肌質であれ、洗顔方法には注意が必要です。
顔の中で皮脂量が多いのはTゾーンですので、洗顔料を使うときはTゾーンからつけるようにして、頬など皮脂量が少なめのところには少量の洗顔料を使うようにすると、その後のスキンケアが楽になります。
ぜひ参考にしてください。