着ぶくれ問題を解消!スリムに見せる冬のコーデ術

寒い冬は防寒重視で「着込むコーデ」を考える方も多いですよね。ですが、重ね着しすぎると「太って見える」という着ぶくれ問題が……。他の季節に比べて、バランスが取りにくくスタイルが悪く見えてしまい悩んでいる方も少なくないはず。そこで今回は、温かさとスッキリ見えを兼ね備えた「スリムに見せる冬のコーデ術」をご紹介します。




冬にありがち! まずは着ぶくれの原因をチェック

オシャレだと思ってコーデを組んでみたのに、実際に来てみたら「野暮ったく見える」「太って見える」と残念なスタイリングになりやすい冬のファッション。そもそもなぜ、着ぶくれしてしまうのでしょうか? まずは原因をチェックして、コーデの見直しをしてみましょう。

オーバーサイズ、厚手生地の取り入れすぎ

着ぶくれの1番の原因とも言えるのが「大きめのオーバーサイズアイテム」や「厚手の素材」をコーデに取り入れすぎていることです! 例えば、大きめのスウェットやニットに、ロングスカートやワイドパンツなど、オーバーサイズ同士で上下を組み合わせると全体的にボリュームが出てしまいますよね。
また寒い時期はアウターの中に大きめサイズのトップスを合わせると野暮ったく見えることもあります。大きすぎるサイズ感、ニットやスウェットなど厚手生地はバランス良く摂ることが大切です。

膨張色のトップスを着込んでいる

体のラインにフィットするタイトなニットを選んだのに、なぜか着ぶくれしてしまう。そっれは「膨張色」を選んでいることが原因だと言われています! 収縮性が高いニット生地は膨張色を選ぶと横に広がって見える特徴があるのです。特に胸が大きい方、骨格ストレートの方は膨張色ニットに注意を。白、アイボリ〜のタートルネックニットは首も詰まっていて着ぶくれしやすいので、気になる方は避けておくといいでしょう。

フレアスカートやワイドパンツも注意

下半身に視線が集まりやすい裾が広がったフレアスカートやワイドパンツは、骨格ウェーブさんや骨盤が広めの方にとって、着ぶくれしやすいアイテムでもあります。下重心が強調される危険性があるので要注意です。特に冬は厚手のニットやオーバーサイズのアウターと合わせがちなので、着ぶくれしたり、野暮ったく見えたり、コーデが難しいアイテムでもあります。




簡単! 冬の着ぶくれを防ぐコーデ術5つ

着ぶくれしやすいアイテムや色の注意点が分かったところで、着ぶくれを防止してスリムに見せるコーデのポイントをチェックしていきましょう! 手持ちのアイテムで実践できる方法がメインですので、冬のコーデに取り入れてみてくださいね。

1:縦のラインを強調させる柄を選ぶ

横長に見えると起こりやすい着ぶくれは、逆に「縦ライン」を強調させると防ぐことができます! ストライプの柄、タックが入ったパンツ、縦に編まれたニット、編み目が細かいリブニットなどを選ぶと縦ラインが強調されて「スッキリ見え」が叶いやすくなります。

またワンピース、スリットが入ったスカート、プリーツスカートなども縦ラインが強調されるので、全身がスタイルアップされて着ぶくれを防止できるのでオススメです。

2:膨張色トップスには細身・濃い色ボトムスを

白やアイボリーのトップスは膨張色ですが、顔映りがよくなるのでデートや女子会に選びたくなるアイテムですよね! 白やアイボリーなど膨張色を着たいときには、ボトムス選びを意識してみましょう。例えば白のタートルネックニットを着る場合、ボトムスは細身のパンツ、ハイウエストのテーパードパンツなど細見えするアイテムを合わせるのがオススメです! 

ガーリー派の方は、タイトスカート、控えめのAラインスカート、マーメイドスカートなど細身デザインのボトムスを合わせてみましょう。

また色も重要なポイントです。膨張色のトップスに合わせるボトムスは、濃い色をチョイスすると色のコントラストが付けられてメリハリが生まれて、全体が引き締まった印象になります。

3:ウエストマークでスタイルアップ

着ぶくれを防ぐ最も簡単な方法といえば「ウエストマーク」をすることです。トップスをボトムスにインしてウエスト周りのラインを強調。ワンピースやボトムスの上にベルトをつけるなど、ウエストマークすればメリハリが生まれて野暮ったく見えません。
冬はベルト付きのアウターを選ぶのもオススメです。ガウンコートやベルト付きコートならコーデの上からウエストマークできるので、オーバーサイズの服を着込んでいてもスッキリ見えが叶います!

4:アウターはスリムなロング丈が◎

アウターを着る冬は、着ぶくれしやすいですよね! ダウンやボアコートは暖かくてオシャレですが、着ぶくれしやすいアイテムでもあります。スッキリ見せたい方は、スリムなサイズ感のノーカラーコート、チェスターコートを選んでおくと安心です。

オーバーサイズがトレンドではありますが、あまり大きいと着られている印象になりがち。ジャストサイズからワンサイズ上くらいのサイズ感を選んでおくと、アウターの中にインナーダウンなども気込めて防寒にも役立ちます! 

またロング丈のアウターは縦ラインを作ってくれるので、スリムなシルエットに見せてくれる効果があります。アウター選びを迷っている方は、長めのチェスターコート、ノーカラーコートを選んでみてはいかがでしょうか?

5:3首のうちの「2首」を出す

3首とは「首」「手首」「足首」のことを言いますが、この3首をだすとコーデに抜け感が出てスッキリ見える上に、垢抜けた印象を作ることができます。ですが、冬はこの3首をだすと防寒ができなくなってしまうので「2首出す」を意識しておくと◎。例えば、アウターを少し袖まくりして手首を出す。厚手ニットはクルーネック、Vネックなど首が出るものを着る。ボトムスにはタイツとパンプスを合わせて足首のラインを出すなどの工夫をして、バランスを取ってみましょう!




まとめ

着ぶくれしやすい冬は、防寒とスタイルアップが両方叶うコーデを楽しみたいですよね! 着ぶくれする原因を知っておくだけでも、バランスの取り方が意識できるはずです。色選びやアイテムの合わせ方など、毎日のコーデを見直してアップデートしてみてくださいね!