北欧と言えばキャンドルを思い出す方もいるのでは?キャンドルの炎は柔らかい温かみがあり、見ているとホっとしますよね。日本でも日々の暮らしに取り入れる方が増えており、注目されているのがわかります。
また、おしゃれで素敵なインテリアになり、室内に飾るだけで簡単に北欧の暮らしを再現することができますよ。今回は北欧らしく見せるキャンドルの飾り方などを見ていきましょう。
目次
北欧の暮らしではキャンドルが当たり前
北欧の暮らしはキャンドルが身近な存在で1年中使われています。特にフィンランドは世界一消費することで知られており、暮らしに溶け込んでいることがわかりますよね。
なぜ北欧はキャンドルを使うのかご存知でしょうか?北欧は昼間でも厚い雲に太陽が覆われており、どんよりしているのが日常的です。陽の光が差し込む時間は少なく、部屋に明るさを取り入れるためにキャンドルを使用します。
キャンドルやキャンドルホルダーのデザインは多様で、目で楽しむのも北欧スタイルです。おしゃれなインテリアになるものや、可愛らしいものもあります。
北欧文化のヒュッゲはキャンドルで癒しを得る
みなさんは「ヒュッゲ」という言葉を聞いたことがありますか?ヒュッゲはデンマーク語で癒される空間や居心地のいい場所などの意味があり、日常のささいな幸せがキーポイントになります。
意味合いは幅広く友人や家族とのランチ、キャンドルを灯しながらのんびり過ごすのもヒュッゲです。北欧文化はヒュッゲのある暮らしが根付いており、キャンドルで癒しの時間を得る人も少なくありません。
ヒュッゲ文化は北欧から海外に広まり日本でも注目されています。忙しい現代人にとってキャンドルの火やゆらぎは、心を癒してくれるアイテムと言えるでしょう。
キャンドルホルダーで北欧暮らしを再現
暮らしにキャンドルが定着している北欧は、様々なタイプのキャンドルホルダーがあります。シンプルなタイプもいいですが、デザイン性のあるキャンドルホルダーもおしゃれで素敵ですよ。北欧感のあるキャンドルホルダーを3つご紹介します。
ティーライトハウスで可愛く演出
家の形をしたティーライトハウスは可愛らしく、小窓からもれる優しい光が特徴です。火を灯さなくても飾っているだけで素敵なインテリアになりますよ。
北欧ブランドにこだわるなら、KAHERのURBANIA(ケーラーのアーバニア)シリーズがいいかもしれません。職人さんが1つ1つ手作りしており、味わい深い作品が揃っています。家や小窓の形も様々でナチュラルな風合いが素敵です。
ナチュラルで温もりを感じたいなら木製
北欧では木製のキャンドルホルダーも使われており、ガラス製や陶器にはない木の温もりを感じることができますよ。形はツリー、月、鳥、馬など可愛らしいデザインもあります。
馬をモチーフにしたダーラナホース型は、スウェーデンではよく見かけるキャンドルホルダーです。幸せを運んでくると言われており、おまじないのような意味もあります。
壁掛けタイプで壁を華やかに
壁掛けタイプのキャンドルホルダーは、壁を素敵に演出してくれますよ。ステンドグラスで作られたハウス型、アイアン製は唐草やサークル型などがあります。特にアイアン製はデザインが多く、迷ってしまうかもしれませんね。
北欧らしさはLEDキャンドルでも叶う
火を使うキャンドルは火事が心配な方もいるでしょう。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭は、火の取り扱いに注意しますよね。安心してキャンドルを使うならLEDがおすすめです。
LEDキャンドルは進化しており、本物の火のゆらぎや明るさを再現しているタイプもあります。キャンドルホルダーも北欧らしいデザインがありますよ。
北欧の暮らしを感じるキャンドルの飾り方
北欧では室内のいたるところにキャンドルを置き、ほのかな明るさやインテリアを楽しんでいます。北欧感のある暮らしを再現できる、キャンドルの飾り方を3つ見ていきましょう。
キャンドルを窓辺に飾る
キャンドルを窓辺に並べる方法は、同じサイズのものを等間隔に置きます。シンプルな飾り方ですがインパクトがあり、外から見た時も華やかです。
出窓は大小サイズが違うものや、デザイン違いで複数置く方法もあります。奥行きを利用して、中央や端にまとめて置くと存在感がでますよ。
オーナメントの周りにキャンドルを置く
キャンドルをオーナメントの近くに置いて、北欧らしさを演出しましょう。クリスマスツリー、雛人形、正月飾りなどの周りにキャンドルを置くだけで、北欧の暮らしを感じる空間になります。
北欧感をアップさせるポイントは、複数のキャンドルを置いて奥行きやボリュームをだすことです。
部屋の隅にキャンドルコーナーを作る
好みのキャンドルを部屋の隅に複数飾る方法もあります。例えば壁掛けタイプのキャンドルホルダーと、大きなキャンドルを床に置くと北欧らしい空間ができますよ。ボリュームを足したい時は造花や流木など、オーナメントを飾ってもいいでしょう。
まとめ
キャンドルを飾る方法はコスパも良く、気軽に北欧の暮らしが再現できます。北欧家具がなくても北欧らしさを演出することができますよ。好みのキャンドルやキャンドルホルダーを見つけて素敵な空間にしましょう。