恋人と死別してしまったら?辛さや悲しみから立ち直る方法

恋人を亡くしてしまった時の悲しみは、とても深く、その悲しみや辛さにやる気などを失い、何もできなくなってしまう人もいるでしょう。
ですが、ずっと悲しみに囚われていると、新しい恋に進むこともできません。
恋人が亡くなった後は、少しずつでも行動することが大切ですが、何からはじめたらいいか分かりませんよね。
そこで、今回は恋人と死別した人に起こる心の変化や前に進む方法を解説します。

恋人との死別パターン

大切な人との永遠の別れは、別れ方によっても悲しみの受け入れ方が変わることがあります。

自殺

個人的に最もダメージが大きいのが自殺です。
理由も分からず、突然死なれてしまうと、残された方は大きな後悔と自責の念に襲われますよね。
恋人の自殺がトラウマとなり、次の恋に進めないばかりか、長い間トラウマなどに苦しめられる人もいます。

事故などの突然死

自殺の次に辛いのが、交通事故や脳梗塞や心筋梗塞などといった突然の病死です。
心の準備もなく急に旅立たれてしまい、ショックが大きく何もできなくなってしまう人も少なくありません。

病死

入院中などで、既に病名などが分かっていて闘病をしている恋人なら、「死んじゃうかもしれない」と心のどこかでお別れの覚悟ができていることが多いようです。
とはいえ、病気で亡くなっても精神的なダメージが全くないワケではありません。

恋人との死別後起こること

大好きだった恋人との死は、とても辛く生きている人にさまざまな影響を与えます。
どのようなことが起こるのかお話していきますので、一緒にチェックしてみましょう。

後追い自殺

大切な人を失うと危惧されるのが、恋人を追っての後追い自殺です。
好きな人を失い、

 ● この世にいても大好きな人に会えない
 ● 死んでしまえば、恋人に会えるかな

このような感情や思考から、後追い自殺をしてしまう人が一定数います。
後追い自殺は、亡き恋人も喜ばないでしょう。
衝動的に後追い自殺をしようとする人もいますが、一度立ち止まり、本当に自殺をしてもいいのかよく考えましょう。

重度の鬱などの精神疾患になる

恋人を失ったマイナスな感情から、やる気や気力が一気にそがれ、倦怠感や思考の停止などが発生します。
沈んだ気持ちを放置しておくと、そのままうつ病になってしまうことがあります。
うつ病は、悪化すると自殺をしてしまう人もいます。
もし、恋人を失ってから気分が上がらない、起き上がれないといった症状があらわれたら、精神科などを受診しましょう。

仕事が手につかなくなる

大好きな恋人と死別をしたことにより、仕事が手につかなくなることが多々あります。
恋人を亡くしたショックから、そのまま仕事を辞めてしまうケースもよくあり、大切な人を失ったことで、目の前の作業に手がつかなくなるでしょう。

次の恋に前向きになれない

新しい恋に消極的になってしまうのも、恋人を失った人に表れるものです。
年齢に関係なく、次の恋に進むことができず、高齢者になると、パートナーを失ったまま余生を過ごす人もいます。
若い人でも、恋人との死別のダメージが大きすぎると、何年経っても独身ということも少なくありません。

恋人との死別から立ち直る方法

恋人との死別から立ち直るには、相当大変なことです。
そこで、恋人との死別から立ち直る方法をいくつか紹介します。

恋人の死を受け入れる

まずは、現実的に恋人との死別したことを受け入れるところからはじまります。
恋人が亡くなれば、絶望の淵に落とされ、八つ当たりや現実逃避などを始める人もいるでしょう。
すぐに恋人の死を受け入れなくてもいいので、少しずつ恋人のいない現実を見るようにしましょう。

グリーフケアを受ける

悲しみを乗り越えるには、グリーフケアを受ける方法もあります。
グリーフケアとは、親しい人との死別によって悲しんでいる人や辛い思いを抱えている人の心のケアをすることです。
死別を経験した人同士で話をしたり、専門の医師やカウンセリングを受けることで、心を癒すことができるでしょう。
悲しみを乗り越えるべく、グリーフケアを受けましょう。
1人で悩みを抱えるよりも、誰かと悩みを共有したり打ち明ける方が、ケアが進むことがありますからね。

新しい出会いを探してみる

死別を経験した人の中には、マッチングアプリや出会い系で、新しい恋を探す人もいます。
早い人だと、恋人と死別してから3ヵ月後くらいからお相手探しをする強者も。
新しい出会いは、恋人を亡くした悲しみや苦しみを忘れさせてくれることもあります。
心のケアをしていき、精神的に余裕が出てきたら、新しい恋人探しをしてみてもいいでしょう。

まとめ

大好きな恋人と死別は、普通のお別れよりも大きなダメージを与えます。
そんな時は無理をせずに、心のケアを行い流れに身を任せてみるといいでしょう。
心の傷を癒すには時間も必要ですから、焦らずゆっくりとやっていくのがいいですね。