誰もがなるかもしれない失恋うつになってしまった時の対処法を解説します

恋人との別れは自分が思っていた以上にダメージが大きいもの。
筆者もはじめての彼氏と別れた時は、食事が喉を通らなかったり、気分の変化が激しく立て直すまで苦労しました。
こんな症状を失恋うつとも言います。
失恋したあとのうつの症状はいくつかありますが、今恋が終わって辛く思うように体が動かない・・・。
もしかしたら失恋うつかもしれません。




失恋うつはどのくらいで治る?

失恋うつは一回なると長く続くケースがほとんど。
もちろん症状や治るまでの期間に個人差はありますが、数日で回復する人はまずいません。
多少の気分の落ち込みとは違いますから、一瞬治ったなと思ってもすぐにまた落ち込んだりと、これを繰り返すので簡単には治りません。
うつの症状が酷いと精神科や心療内科へ通う人も少なくありません。




失恋うつの主な症状

ここでは失恋うつの主な症状を解説します。
うつの症状は数えればたくさんありますが、最もでやすいものを紹介します。
もし自分の友人や自分にこんな症状があったら失恋うつかもしれません。

仕事や私生活が上手くいかなくなる

うつの症状で最も多いのが仕事や私生活に支障が出ることです。
仕事への意欲低下、行きたくないといった症状が出てきます。
失恋うつが悪化していくと、会社を無断で休んだり、作業でミスを連発したりと生活で重要なものの1つである仕事に影響が及ぶと私生活にも影響が出てきます。
恋人を失ったショックから、過食になったり拒食になってしまう人も出てきます。
何も口にできず日に日に痩せていき、逆にストレスから暴飲暴食に走りそれまで維持してきたものが全て変わってしまうのが典型的な症状ですね。

メンタルに支障が出る

これも典型症状ですが、無気力になったり、それまで楽しいと思えていたことが全て楽しく思えなくなってしまうことです。
どこへ行っても恋人とのエピソードが浮かび上がり情緒が安定しにくくなってしまうもの。
気分の浮き沈みや感情のコントロールができなくなってしまうのも失恋以外でのうつ病の典型症状と言えます。
勝手に気分が上がったり落ちたりするので、自分でも感情のコントロールができなくなってしまのです。




こんな人は失恋うつになりやすい

続いては失恋うつになりやすい人の特徴を解説します。
こんな性格や気質の人は失恋うつになりやすいですよ。

特定の人に依存しやすい

好きな人や恋愛に依存しやすい人は失恋うつになりやすいと言われています。
恋愛は生活の一部であり、エッセンスのような役割のはずが、「恋愛が生活の中心」「好きな人がいないと生きていけない」こんな依存体質な人は、恋愛が終わってしまったり、好きは人を失った瞬間にうつ状態に入りやすいと言われています。
趣味も恋人とでないとしなくなり、元から一人で楽しんでいた楽しいものも、恋人との思い出があるものになってしまうと手を着けなくなってしまうでしょう。

既婚者を好きになりやすい

不倫の恋にハマりやすい人も失恋うつになりやすい傾向にあります。
結婚している男性女性は不思議な安心感や紳士的な部分があり、独身の男女よりも相手を大切にしてくれて非現実的な体験をさせてくれる人も少なくありません。
一方、「家族と仲が悪く離婚して一緒になりたい」という甘いセリフを本気にしてしまい、いざ別れてしまった時に大きな喪失感を味わう人も多い。
既婚者にとっては不倫は遊びでしかないので、独身の方が本気になってもいいことはありません。

<逆パターンもある?>

番外編ですが、実際に筆者の既婚男性の方が失恋うつになった事例があります。
独身のエリート女子と交際をしていたのですが、家庭の愚痴をこぼすことが多く、最初は黙って聞いていたエリート女子の方がキレて破局。
このパターンも「離婚して結婚するから待ってほしい」と言われ三年間何も変化がない挙句に愚痴が増えたことで一気に気持ちが冷めて振られたんだとか。
この既婚男性は仕事は最低限こなすものの、それ以外は体を起せないほどのうつ状態になってしまい心療内科に通っています。




失恋うつは焦らず治すのがポイント

失恋うつは簡単に治るものではありません。
「新しい恋を探せば治る」「遊びに行って気分転換をすれば回復する」と軽い感じで考えて対応すれば最悪自殺に追い込んでしまうことも少なくありません。
自分では早く治さないとと分かっていても、思いとは裏腹にパッと治すことはまずできないものと思ってもいいでしょう。
うつ病は自分のペースでじっくりと治していくことがポイント。
カウンセリングなどを入れて気持ちや感情の整理をしながら、少しずつ回復へ向かわせましょう。




まとめ

誰もがなるかもしれない失恋うつ。
大切な人を失った悲しみや苦しみはとても辛いもの。
もしなってしまったら一人で悩まず心を許せる友人や家族に相談したり、病院と連携を取って対応していきましょう。
その中で自分を理解し寄り添ってくれるパートナーに出会えれば、より早く回復できるかもしれませんね。