美容師カップルが同棲中に気を付ける事

美容師カップル、または恋人が美容師であり、同棲を検討しているという方がいらっしゃるかと思います。

私は美容師アシスタント時代に付き合っていた、同じ職場で働く先輩美容師と同棲をしていました。

付き合ってすぐの頃に、私が同サロンでアイリストに転向したので職種は違いました。
ですが3年間にわたりお互い楽しく同棲をすることができました。

そんな経験から、みなさんが円満に同棲を続けるために、同棲を始める時や同棲を開始してから気を付けた方が良い事をいくつかお伝えしたいと思います。

これからの二人の幸せな将来のために、ぜひ参考にしてみて下さい!

帰る時間が遅くなることを理解してあげる

自分は違うけれど恋人が美容師という方で、せっかく同棲を始めたというのに、いつまでたっても仕事から帰ってこないっ!!と帰りの遅い相手にやきもきすることがあるかもしれません。

理解するのが大変かもしれませんが、実は美容師はサロンの営業が終わったからといってすぐ帰れるわけではないのです。

これは、アシスタントやスタイリストに限らずです。

アシスタントは営業後からが本格的に練習ができる時間になるので、帰宅時間が深夜になることは普通です。
しかし、スタイリストも例外ではなく、後輩の育成のために練習に付き合ったり、自身の技術力を上げるために閉店後にモデルで研究したりします。

なので、営業時間はとっくに終わってるのに!と恋人を責めないであげて下さい。
一人でも多くの指名客を獲得しようと一生懸命なだけなのです。

美容師とお付き合いしている以上、ここを理解してあげると自分も相手も心が楽になるでしょう。

恋人の働くサロンにはいかない方がいい?

私は第一に相手の働くサロンには行かないことをオススメします。

恋人が美容師である方だけでなく、お互いが美容師だったとしてもです。

なぜなら、美容師はお客様を綺麗にすることがお仕事です。
それは、お客様が異性であっても当然です。

お客様に心から癒されてもらうために、誠心誠意尽くします。
恋人に向けるような笑顔をつくり、そして恋人を相手にした時以上の気遣いをするのが普通です。

自分も同じく美容師で理解してるはずだというのに、相手が仕事をしているところを見ると嫉妬してしまうほどです。

一度目の当たりにしてしまうと、その後も想像を掻き立ててしまって大変です。

同棲してるカップルに限ったことではなく、すべてのカップルに言えますが、嫉妬はお互いを苦しめるだけです。

特に同棲をすると、恋人のことを考える時間も多くなるでしょう。
そんなときに辛い思いをしない為にも、嫉妬してしまう要因を遠ざけることが大事です。

仕事だからと割り切って、考えすぎずに相手のことを信頼してあげましょう。

休日なのに仕事をしている相手をただ見守る

美容師同士、または美容師と付き合っている時点で、そもそも休日が合わないことは覚悟の上だと思います。

しかし、美容師はせっかくの休みの日であっても、仕事に明け暮れてしまいます。

平日の昼間にスケジュールの合うモデルさんを相手に、新しいカラーや技術を試したりするのです。
経験豊富なスタイリストであれば、休日に個人で自分のお客様を対応することもあります。

そのため、休日が一緒に過ごせないと悲しまずに、一緒に住んでいることだけに満足して自分のプライベートに専念したり、仕事に打ち込んだりすることもひとつの手です。

同棲相手が本当に好きなのであれば、できるサポートはしつつ自分の時間も楽しむスタイルを心がけるといいかと思います。

美容師の相手に自分のヘアケアの要求をしない


同棲中、美容師の恋人に自分のヘアのメンテナンスをしてもらえることを当たり前と思わないでください。

相手が自ら“やってあげるよ”と言っているのであれば、問題ありません。存分にケアしてもらってください。

しかし、そうでない美容師もいます。
仕事としてお金を頂いてやっていることなので、プライベートの時間までそれをしたくないのです。
美容師と付き合っている特典と思わないで下さい。

それは自分が美容師であってもです。
相手が申し出ない限り、自分のサロンでするのがベストだと思います。

普通、自分の仕事を友達や恋人相手に行いませんよね?

特別なことと理解をして、基本的には自分でお金を払ってサロンに行く、という心構えでいることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

美容師カップル、または美容師の恋人と同棲する際に、気を付けるべきことについてご紹介いたしました。

美容師だからではなく、家族以外の他人と生活を共にすることは簡単ではありませんよね。

二人が居心地良く生活を送れるように、お互いを尊重し思いやりながら、試行錯誤していくことが大切です。

そんな時に少しでもこの記事が役に立てたらと思います。