更年期中に疲れやすいと感じる原因とは?3つのセルフケアで対策しよう


更年期の女性の非常に多くの方々が、「疲れやすくなった」「疲れが取れにくくなった」と今までよりも強い疲労感に悩まされる方がいます。

年齢を重ねて疲れやすくなったのかな…と思いがちですが、実はその疲労感は、更年期特有の体の変化が影響している場合もあるのです。

疲れやすさの原因と、自分でできるセルフケアをまとめました。

更年期の疲れやすさは視床下部の混乱が関係している

更年期中、女性の体に起こるもっとも大きな変化は、女性ホルモンの急激な減少です。本来女性ホルモンは、視床下部から子宮へと分泌を促すよう指令が出るのですが、更年期に入り閉経へと向かうにつれ、子宮の機能が大きく低下します。

子宮の機能低下に伴い、女性ホルモンがなかなか分泌されなくなってしまうのですが、視床下部はその分泌量低下に対して、さらに女性ホルモンを出すよう指令を出すのです。

この視床下部と子宮とのアンバランスな状態が続くことで、視床下部は大きく混乱してしまいます。この部分は、女性ホルモンの分泌だけでなく、自律神経や免疫系など、体のあらゆる機能の調整に大きな役割を担っています。

そんな視床下部が混乱してしまえば、体の機能はアンバランスな状態になってしまいます。それをなんとか正常に戻すため、内臓や脳など体のあらゆる部分が酷使されることに。その結果、通常よりも疲れやすくなってしまうのです。

更年期に該当する40代半ば〜50代半ばは、加齢により筋力や代謝も低下していきます。そのため、こうした疲労感への対処がしにくいです。

他の更年期症状で睡眠不足になることも、疲れやすさに起因する

更年期で起こる体の変化は、他にも様々な症状を生みます。その代表例が、ほてりや頭痛、耳鳴り、冷えなどです。

こうした症状が複数同時に起こると、夜もなかなか寝付けないという不眠に悩まされます。睡眠不足、あるいは睡眠の質の低下によって、疲労回復が十分にできなくなってしまうということも起こるのです。

自分でできる3つのセルフケアで、疲れやすい体をいたわってあげよう

更年期の疲れやすさには、次の3つのセルフケアで対策を立てましょう。

①規則正しい生活と、軽い運動の実施

更年期中は、夜更かしや運動不足などの不摂生な生活の影響がダイレクトに表れます。まずは、早寝早起きの実施、そして軽い運動を行うという規則正しい生活を心がけてみてください。

オススメなのは、起床後すぐに外に出て、体操やウォーキングをすることです。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、身体の機能が整いやすくなります。

また、疲れやすいからと言って運動を避けると、さらに体力が落ちてしまいます。無理のない範囲で行える体操やウォーキングは血行をよくして爽快感が得られる他、夜の快眠にもつながります。

そして、運動後や寝る前にはぬるめのお風呂でゆっくり身体を温めて、血行を維持しつつ疲労回復を図りましょう。

②ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEの積極的な摂取

食事では、疲労回復効果があるとされているビタミンB群、C、Eを含む食品を食べるようにしましょう。豚肉や玄米、うなぎ、レバー、緑黄色野菜、果物、ナッツやアボカド、オリーブオイルなどの食品が該当します。

③サプリメントでエクオールを摂取して、女性ホルモンの働きを補う


大豆イソフラボンには、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用があることで知られています。

この働きは、大豆イソフラボンが代謝して作られるエクオールが持っているのですが、実は日本国民の1/2程度しか、大豆イソフラボンからエクオールを作ることができません。

そこで、サプリメントを使って直接エクオールを摂取するという方法があります。直接エクオールを取り込むことで、確実にその恩恵に預かれるというわけです。

なかなか抜けない疲労感、倦怠感というのは、日々の生活習慣やサプリメントを活用しましょう。この時期は、あまり無理をせず、スローペースで毎日を楽しむのがもっとも重要です。

 

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