更年期にイライラしてしまう原因と3つの軽減策


更年期に入ると、多くの女性が情緒不安定な状態を経験します。クヨクヨしたりイライラしたりとその変化は様々なのですが、今回は特に更年期中の「イライラ」の原因や軽減法をまとめてみました。

更年期はなぜイライラするのか?その3つの原因

いわゆる更年期障害と呼ばれる症状の種類は、実に200種類以上と言われるほど膨大です。そのなかでも、今までなんとも気にしていなかった些細なことにも苛立ったり、突発的に怒り出したりというイライラに苛まれる人がたくさんいます。

なぜ、更年期に入るとイライラの感情がわきやすくなるのでしょうか?そこには、大きく3つの原因が隠されています。

①女性ホルモンの低下

女性ホルモンというのは、主に女性が妊娠しやすい状態を維持するほか、免疫強化や骨の強度維持、コレステロール調整や肌のコラーゲン上昇など、非常に多くの役割を持っています。

しかし、女性ホルモンは閉経へ向かうにつれ、急激に減少します。この影響で体の様々な機能が低下するのです。そして、この変化の影響で自律神経の働きも安定しません。その影響で、いつもより落ち込みやすくなったり、怒りやすくなったりしてしまいます。

②セロトニンの低下

セロトニンは「幸福ホルモン」とも呼ばれ、私たちに幸福感をもたらしてくれます。しかし女性ホルモン低下によって、その分泌量も落ちてしまうのです。そのせいで、ネガティブな感情への耐性が弱くなってしまいます。

③精神的なストレスの増加

更年期は女性ホルモン、自律神経の乱れから体調や精神面が不安定になりやすいです。この時、仕事や人間関係でストレスがたまりやすい環境にいると、その影響をより強く受けてしまいます。

放置すると精神疾患などの病気に発展する可能性も!?

イライラに代表される不安感が長く続くのは、体にとって非常に大きな負担です。その状態を放置してしまうと、自律神経失調症や神経症、うつなど精神疾患に陥るケースもあります。更年期に該当するといわれる40代半ば〜50代半ばの間は、特にこうした症状が置きていないかチェックする必要があるでしょう。

更年期のイライラを軽減する3つの方法!


では、具体的に更年期中のイライラを軽減するのにどんな方法がオススメなのでしょう?お1人でも取り組める簡単な方法から、4つをピックアップしてみました。

①朝日を浴びる

女性ホルモンの減少に伴い分泌量が低下するセロトニンですが、太陽の光を浴びることでその分泌が活発化すると言われています。特にオススメなのは朝日。起きる時間を早くして、出勤やお出かけ前に陽の光を浴びる習慣を持ちましょう。

②1日に少しでも歩く習慣を持つ

運動による爽快感を味わうことも、イライラの軽減にはぴったりです。難しい運動をする必要はなく、1日10分〜30分程度、ご自宅周辺を歩くようにするといいでしょう。先ほどの朝日を浴びるという習慣にプラスして、早朝のウォーキングはいかがでしょうか?

③食事でミネラル、ビタミンなどの栄養素を摂取する

体の働きを助けるために、食事にも気をつけましょう。カルシウムを含むもの乳製品や小魚、ビタミンCを含むグレープフルーツなどがオススメです。

また、エクオールなど女性ホルモンと同じような働きを持つ成分をたっぷり含んだサプリメントを摂取するのも有効です。食事だけでは補いきれない成分を、効率的に摂ることができます。

1人で抱え込まず、家族や医療機関に頼りながらイライラと向き合う

更年期のイライラの原因と軽減法を紹介しましたが、どうしても1人では解決できないほど悩ましい状態に陥る方もいます。

自分でできる範囲の生活改善をした上で、ご家族や医療機関に頼りながら更年期障害と向き合っていきましょう。