間違えると健康を損ねる! 正しい靴の選び方のポイントとは?

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毎日履く靴。
オシャレは足元からと、靴に気を使う女性は多い事でしょう。
でも、気になるのは足の健康。
タコや魚の目、外反母趾など、女性にとって素足が美しくないのはつらい事です。
見た目と健康の両方を損なわないためにも、正しい靴の履き方・選び方をお教えします!

 

気にしてますか?靴を購入する時間帯

まず無頓着になりがちなのが、靴購入時、フィッティングの時間帯。
足は、朝起きた時と夕方〜帰宅時のサイズが微妙に違います。
そのため「靴は夕方に買う」と多くの場合は言われています。
しかし、それでは朝は大きめの靴を履いてしまうという事に!
靴のサイズは大きすぎても小さすぎてもダメなのです。
靴のフィッティングの時間帯は、その中間くらいを取って昼過ぎ~3時ごろが適切です。
また、一日で極端に靴のサイズが違わないように、むくみ対策も大切です。
むくみはリンパマッサージなどで軽減できます。

 

知ってますか?自分の靴のサイズ

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もしかして、大人になれば一生靴のサイズが変わらないと思っていませんか?
体重の変化には敏感なのに、身長や靴のサイズはもう変わらないと思い込んでいるかもしれませんが、足のサイズも微妙に変化します。
もう一度足のサイズを測定しましょう。
大切なポイントは足の周り、足囲(ワイズ)です。
靴選びに必要な足の測量は、足長と足囲の二点を測る事。
メジャーで一番幅の広い親指と小指の付け根の出っ張った部分をぐるっと囲んで測定します。
日本で多く見かけるサイズはE〜EEE(3E)くらいまで。
ちなみにEとEEEは足囲が12センチほど違います。

 

フィッティングは時間をかけてじっくりと!

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実はすき間なくピッタリだからいいというわけでもありません。
「シューフッター」と言う資格を持つ店員がいる靴屋を選ぶのが理想です。
いなければ、自力で選ぶために最低限は知っておくべき事があります。
当然ですが、靴下やストッキングを履くのに素足で測定しない事です。
必ず、その靴を履く時の状態と同じ環境で測定しましょう。
つま先には「捨て寸」が必要です。
指の先に1センチ強の余裕がある靴が、本当にピッタリくるものです。
そして、足の甲の高さも重要。
靴が足の甲でしっかり固定されるものが良く、余分なすき間があるものはダメ。
サイズが決まったら、必ず左右両方を履いてしばらく歩いてみる事です。
許されるなら2〜3分くらい履いたままの方がいいでしょう。
この時にどこかひっかかる、ちょっと当たるなど少しでもあれば、長く履いていれば必ずその部分を傷めますので、時間をかけてフィッティングする事が重要です。

 

やっぱりハイヒールが履きたい!

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ハイヒールは女性の足をすてきに見せるアイテムですが、恐ろしい外反母趾を引き起こしやすく、体に悪い影響を及ぼします。
実は、ハイヒールを履くと極端に足の前方の指の方に体重がかなりの割合でかかります。
10センチのヒールを履くと、体重の90%が足の指にのしかかるのです。
足が変形しても何の不思議もありませんよね。
ちなみに4センチくらいのローヒールなら体重の55%で済み、かなり負荷は軽減されます。
素足の状態で、40%強なので、なるべく低いヒールを履く事に越した事はありません。
どうしても、と言うならもう履いている時間を短くするしかありません。
特に営業などで仕事中にたくさんある歩く人は、その間だけローヒールやスニーカーに履き替え、オフの時間だけハイヒールを楽しむ事をおススメします。

 

健康のためのアフターケアもバッチリ!

さて、少しでも無理な靴を履いた後ほどしっかり目のアフターケアが必要です。
ハイヒールは足裏にかかる体重のバランスが崩れるため体全体の血行が悪くなります。
そのため、冷え性を引き起こすのです。
ハイヒールを履いた日は、ゆっくりお風呂につかって体を温めるのが効果的です。
また、外反母趾を予防するため指を一本ずつほぐすようにマッサージするのもいいでしょう。
外反母趾を予防したり軽減したりする専用のテープがドラッグストアなどで売られています。
有効に活用しましょう。

  • 靴を購入する時間帯は昼過ぎ〜3時ごろが適切
  • 靴のサイズは変化する。足囲まで測定し、把握しておく
  • フィッティングは必ず左右の靴を履いてしっかり歩いてみる
  • ハイヒールは要注意!アフターケアをしっかりと